今日も映画を見るぞ
いいですねえ
とはいうものの映画っていっぱいあるけど、どうやって選べばいいのかなあ
人生に役立つ映画ライフを送るために、映画鑑賞術をいろんな角度から発信していますが、映画見たいけど様々なものがあって、今は選択肢が無数にあります。何万とある映画作品で、自分にぴったりの映画と言ってもピンとこないでしょう。
ここでは、いい映画を選ぶための考え方をお伝えします。入り口を間違えないようにするために、ピッタリの良い映画を見つけるため、方向性をお伝えします。
「おすすめ映画10選」とかいろんな人や媒体で発信しているわけですが、そういうのを順番に見たところで「言われたとおりに順番に鑑賞したら心に深く残ったぞ」という人は皆無です。
本記事の内容です
あなたにとってピッタリの映画を見つけるための選び方を解説します。
映画の見方はこの基本的な考え方で十分。
おススメ映画だけ順番に見てもあまり印象に残らないことが多いですよね
その辺もくわしく深掘りしていきましょう
おすすめ映画を自分で診断できる極意とは
好きな役者ばかり見るとか『偏る』のは良くない
これはどういうことかというと、映画をたくさん見るようになると、誰でも好みの役者って出てくるんですよ。
例えば「トム・クルーズ」に興味を持ったとしましょう。2,3本くらいトム・クルーズ主演の映画を見てすごく面白かったとするじゃないですか。
すると、間違いなく「トム・クルーズが出ている映画にハズレはないだろう」って思うんですよ。
わかります。 わたしもスティーヴ・マックイーンの主演映画を何本か見て、「スティーヴ・マックイーンの映画見たほうがよくね?」って思いました。
しかし長い目で見るとバランスが悪いんですよね。
トム・クルーズであれば、主演が30本くらいあったでしょうか。「ミッションインポッシブル」を見て違うの10本くらい見てその次に「トップガン」を見て、また全然違うジャンル10本くらい見てその後に「バニラスカイ」見てさらに10本くらい見たら今度は「ナイト&デイ」でも見ようかなと。こんな感じでいいんです。
心に残る映画、どういう映画を選んでいけばいいのかということですが、まんべんなくいろんなジャンルを見ていくのが一番の楽しみかたです。
年代、お国、ジャンル、A級やらB級、名作映画も誰も知らないような映画も、というのが一番いいのです。
しかし大抵の人は偏っています。好きなジャンルって各自ありますので、特にマーベル、アニメなどは人気度も高く、こればかり見ているという人もいるでしょう。
映画はいろんなジャンルをまんべんなく鑑賞し、好きなジャンルが出てきたらそのジャンルをやや増やすというのが一番いい鑑賞方法なのです。
とはいえ、映画の本数なんて何万本とありますので、それを片っ端から見るわけにはいきません。
『死ぬまでに観たい映画1001本』のリストはいろんなものがちりばめられていますのでかなり適切なのではないでしょうか。
好きな役者がいるというドーパミンが出ているの夢中になって見たりする人がいますが、映画はいろんなタイプのもの交互に見ていく方が、結果的に印象に残りやすくなります。
- 好きな役者の映画ばかり見るのは長期的にはバランスが悪い。
- 映画は多様なジャンルや年代、国のものを観るべき。
- 幅広い映画を観ることで、印象に残りやすくなる。
最近公開の映画はまずは予告編を見てみよう
最近の映画においては、予告編もそれなりに面白いです。理由としては、見るか見ないか判断する材料とか、ある程度は概要を頭に入れておいた方がわかりやすいというのもあるのですが、一番の理由は、
- 本編に入った時に雰囲気を作りやすくする
- 頭を整理することに役立つ
というのが大きな理由です。大作映画になると、その世界観に入りこめるかどうかというのが大きく作用します。お話が分かりにくくても、その世界観に没頭できればかなり思い出に残る映画鑑賞になります。
もちろん予告編を見なくてもいい映画は十分感動出来るし、必ず120%の面白さというわけでもないのですが、最近はYouTubeとか動画配信サービスでも予告編を見ることができます。こういうのは利用しましょう。
最近の映画と言ったのは、本数自体が増えているし、一旦頭を整理してリフレッシュさせるのに役立ちます。昔の映画はあんまり予告編ってないもので。
- 物語の概要を事前に把握し、本編の理解を助ける。
- 世界観に没入しやすくなる。
- 予告編はYouTubeや動画配信サービスで容易にアクセス可能。
邦画の割合は全体の10%くらいで十分です
衝撃的なタイトルですがもう一度言います。
邦画の割合は全体の10%くらいで十分です。
これをいうと、洋画びいきと言われるでしょう。邦画でもいい映画とか感動した映画はたくさんありますよ。
邦画の割合は10%というのは、単に目安です。
私のお勧めする一覧『死ぬ目でに見たい映画1001本』の中で日本映画は30作品ほど、3%程度です。これではあまりにもと思ったので10%程度としています。
CS放送や、wowowなどはテレビ放送で鑑賞できる映画の媒体ですが、だいたい邦画50%くらいです。しかしこれは正直アンバランスだ思いますね。
世界中の名作映画を楽しむ観点から考えると邦画半分ってのはおかしなバランスです。
キネマ旬報でも毎年、邦画と洋画のベスト10とかやっています。これよく見ると中身のグレードはかなり差があります。
もちろん日本映画が好きと言われればそれまでですが、映画で人生に役立つ概念からするとこのバランスはちょっとありえないですね。日本映画はハリウッド業界を凌ぐほどの世界のけん引力があるという確固たる証拠があればまた違うものになるでしょう。せめてイギリス映画協会あたりのベスト100で半分が日本映画があるくらいになったら考えてもいいかもしれません。
わたしも日本映画も見ないわけではありません。
一言つけ足すと、目的なく日本映画見るよりも、普段接することのない自分がわからない国の代表的な映画見てみることをおススメします。
- 邦画の割合を全体の10%程度に設定することを提案。
- 世界中の名作を考慮すると、邦画が半分の割合は不自然。
- 異文化の映画を見ることで新しい視点や概念を得ることを推奨。
ちなみに日本映画の考察の記事もあり、人気記事ですので興味のある方はどうぞ。
最新映画や話題映画のトリックには注意
最新映画や話題映画のトリックとは、簡単に言うと、別に最新映画の価値って人それぞれじゃないの??ということです。話題映画です!って言われて、「本当だ!凄く面白かったぞ!だから話題になるんだな」って思ったこと、ありますか?わたしは一度もありません。
最新映画というのに乗せられて、それが今でも記憶に残っているというんもあるでしょう。みなさんよく出てくる映画としては「タイタニック」でしょうか?思い出補正という名で、映画好きな人からは間違いなく出てくる映画です。当時は劇場に観に行った人も周りにたくさんいましたからね。
映画はずっと記憶に残るというのが財産です。見てなくても公開から10年して初めて鑑賞したところで価値が落ちることはありません。これが映画の良さです。
話題映画を見るなという事ではありません。
新作映画も見るなという事ではありません。
しかし振り回されるほどの価値があるわけではありません。
そりゃあ自分の好きな監督の最新作とは、そういう推しがあれば構わないのですが。
最新映画という事自体は別に価値があるわけではないのですが、振り回されている人が多いようです。
劇場では大抵は最新映画、そうでないのは配信かテレビという図式なので仕方がないところもあるのかもしれませんが、心に残る映画鑑賞をしようと考えればここは二の次でいいと思いますね。
- 話題性だけで映画を評価するのではなく、個人の感想を大切に。
- 映画の価値は公開時期に依存しない。長い時間が経ってから見ても価値は変わらない。
- 心に残る映画鑑賞を目指すならば、最新性を追うことは二の次で良い。
年代は、『生まれてから15年の間』に製作された作品を見るといいですよ
これは個人的にはかなりおススメの鑑賞法です。
年代も、古くからの映画も名作映画もあるし、最新の映画も見たいものだってあるでしょう。
生まれた年から15年の間に公開された映画を鑑賞されるのが一番心に残るでしょう。
例えば、1988年生まれの人が見るのは、1989年から2003年までの間の映画をまず最優先に鑑賞してみてください。
『死ぬまでに観たい映画1001本』であれば、そこからは全部で228本あります。まあそれでも十分多いですが。この中から、パッケージやジャンルなどで興味がありそうなもの、もしくは知っているとか聞いたことあるものからでもいいので、そこを優先的に鑑賞してみてください。
理由ですが、これは人間が0歳~15歳の間でに該当します。この期間は成長期で、一番思い出が残っている時期でもあります。あえて生まれてすぐとしたのは、成長期の人生って、大体の人はその時代の生活環境に大きく人生を左右します。例えばヒット曲でも、小学生や中学生に流行ったものって強烈に、ずっと忘れずに覚えているものです。
小さい頃家でおじいちゃんとテレビを見ていたとか、家の前の道路がまだ砂利道だったとか、当時の、「時代の面影」って必ず記憶に残っています。
つまりその時代の映画は、全然知らない映画でも、雰囲気で懐かしく感じたりのものが多くあります。
例えば現代の映画と70年代の映画って、まずは映像からして違いがわかると思います。現代のハイビジョンでの映像に慣れてしまうとかなり違和感あるでしょうが、70年代を過ごしてきた人はかなり懐かしい映像に映ると思います。
「あの時代にこんな映画あったなんて知らなかった」と思っていても関係ありません。
その時代の息遣いというのは必ずあなたの脳の潜在的な思い出を呼び戻すことができるでしょう。
- 生まれてから15年間に公開された映画を観るのが特に心に残る。
- この鑑賞法は成長期に形成される記憶や感情に基づく。
- 当時の文化や生活環境が影響を与えるため、同時代の映画には親しみやすさがある。
- 時代の違いを感じさせる映画は、過去の思い出を呼び起こす効果がある。
映画監督の初期作品はお宝の宝庫
これも個人的にはけっこうお勧めしたいのですが、名監督っていっぱいいますが、初期作品はチェックした方がいいです。
『死ぬまでに観たい映画1001本』の中の監督さんは全部で708名いるのですが、そのうちに5本以上入っている監督は45名います。その方々はさすがに映画ファンは誰でも知っているような巨匠ばかりなのですが、彼らのデビュー作もしくは初期の3作のどれかをチェックしてみてください。そのリストに関係なく、好きな映画監督がいたら、ある程度の実績のある方であれば何作も出されていますので、その中での初期の作品には高確率で名作が眠っています。
例えばスティーブン・スピルバーク監督を見てみましょう。誰でも知っている人ですね。この人の上記のリストには12作品もあります。
「JAWS/ジョーズ」「未知との遭遇」「レイダース/失われたアーク」「E.T.」「カラーパープル」「ジュラシック・パーク」「シンドラーのリスト」「プライベート・ライアン」「A.I.」「戦火の馬」「リンカーン」「ブリッジ・オブ・スパイ」の12作品ですが、どれも名作ばかりですね。
しかしスピルバーグ監督に関しては、これらより前に公開された「激突!」という作品が今でも最強に印象に残っているのです。これは車を運転している主人公がトラックに追われているだけという内容の映画ですが、単純ながら終始ハラハラしっぱなしで、原型がこの時に出来上がっていたんですね。
これは一例ですが、他にもクリストファー・ノーランの「メメント」の彼の時間軸という代名詞をここで確立させているし、
ダーレン・アロノフスキーの「π(パイ)」はデビュー作でしたがこれまた衝撃的な作品でした。
有名監督の一例として挙げたまでですが、他にも初期作品は記憶に残るような名作が多く潜んでいます。
監督の体験談とか監督が考えていることなど、ストレートにぶっこんでくるからなんですね。
体当たり的作品が多いので、名監督の初期作品は蜜の味でもあるのです。
- 名監督の初期作品はチェックする価値がある。
- 名監督のデビュー作や初期の3作品を視聴することが推奨される。
- 名監督の初期作品は、監督の原点となる体験や考えが反映されており、深い印象を残すことが多い。
名監督初期作品をメインに、おススメ映画の記事があります。これを見ればさらに映画の欲求は深まるでしょう。
名作映画もB級映画も同じ目線で考えること
人間、絶対に脳には偏りとか先入観とかあって、本能なのでどうしようもないというのはよくあります。
名作映画だろうがB級映画だろうが、面白いものは面白いしつまらないものはつまらない。
「一体お前は何を言っているんだ」と思われたかもしれません。当たり前に聞こえるけど、大抵の人はこうはなりません。
個人ブログなどでつまらなかったもしくはダメな映画みたいな一覧を見ると、どうしてもB級映画が多く含まれています。中には、「随分とマイナーな映画見てるじゃねえか。てか、それってむしろ好きなんじゃねえのか?」というのも多くあります。
例えば恋愛をみてみましょう。男性が女性を見る目線で考えてみますよ。片方は社長令嬢で豪邸に住み一流大学を卒業、片方は母子家庭で賃貸アパートで過ごしてきた人、正直あんま関係ないですよね?
これが結婚だと、身内とか周りの人が絡んでくるので打算的な考えもよぎるので損得勘定で考えますが、恋愛だと、別に後者でも魅力的な女性だと思えば、もう理由関係なくそれまでじゃないでしょうか?
B級映画は予算少ないのは確かですが、風景が綺麗だとか、印象的なカメラ廻しとか、演技に感動するとかなってくると関係なくなります。
いい映画だと思えば、映画の背景は後付けで考えればいいのです。
- 名作映画もB級映画も、面白さに基づいて平等に評価するべき。
- 人間には先入観があり、しばしばB級映画を低く評価する傾向がある。
- 映画の評価においては予算の多寡や製作背景ではなく、その内容の魅力が重要。
- 魅力的な要素があれば、映画はその価値を独自に持つ。
後悔しない映画を選ぶにはこの考え方で大丈夫
【大前提】映画は基本的にはストーリーを追うものではない
これはわたしがおすすめする『死ぬまでに観たい映画1001本』をほぼすべて鑑賞して改めて気付いたことです。
アメリカでもイギリスでも、ベスト映画100とか定期的に発表されていてこの辺でも考えさせられるのですが、映画の醍醐味ってストーリーを追う事ではないとつくづく感じます。
そりゃあ物語ですから、基本的には起承転結があって、同じパターンで構成されているし話で終盤に向けてワクワクしてくるわけですが、大前提として、まずは映画は動く映像の芸術であることを思い知らされます。
まずは映像に感動するのが前提です。その映像に興味を持つのでそこの世界に入っていける。そこの世界に入っていけるからストーリーを考えるようになる。この順番で映画の醍醐味を味わうことができます。
どんなことでもいいんです。わたしは結構多いのが、食事のシーンなどちょっとしたシーンでぞくぞくするような事があります。
わたしであれば、例えばロバート・デ・ニーロが監督も務めた『ブロンクス物語/愛につつまれた街』という93年の映画があるのですが、本人がバス運転手の役から始まります。あの運転のシーンが記憶に残りますぬ。あの演技がたまらない。スコセッシ監督の『タクシー・ドライバー』でのタクシー運転シーンの演技も素晴らしいのですが。
また、ジャックニコルソン主演の『さらば冬のかもめ』という映画では、列車内の様子が前半のシーンであるのですが、あれがまた、列車の不気味なんだけどなぜか列車に乗りたいという感覚にさせてくれる、心を揺さぶられるシーンでした。あまりメジャーな映画じゃなくてすいません。でもいい映画ですよ。
これは一例ですが、列車のシーンなど他にもたくさんあるのですが、こういうストーリーとは関係なくとも感情的に心が動くちょっとしたようなことって意外にも多くあるものです。
ストーリーを追うのは、あくまでも作品の世界観に入りこんでからのことです。
ネタバレされても面白くなくなることはありません
これは、よくブログでもSNSでも、映画感想に関してはネタバレ注意とか、映画レビューサイトのFilmarksにおいても、ネタバレ注意の隠しコマンドあったり、何も考えずネタバレしたら厳しいコメントがつくなど、映画レビューにはネタバレはついて回ります。
わたしも、一応前提として、ネタバレには気をつけているというか、ネタバレに該当しない感想を書く程度、それ以上具体的なことを書かないなど気をつけてはいます。大抵の人はそうでしょう。
とはいうものの、実際にネタバレをされて、もしくはレビューを読んだあとに鑑賞して、そのせいで映画がつまらなかったよということはかつて一度たりともありません。
『ユージュアル・サスペクツ』や『シックス・センス』など、どんでん返しを売りにしている作品もあるでしょうから、露骨にオチがわかってしまったら嫌になるでしょう。とはいうものの、これでも本当にそうかな??って考えます。
オチわかっているから面白くないって、正直考えたことはありません。本当にそうなら二度見する人はいないはずで、『ファイト・クラブ』などは未だに根強い人気あるし、何度でも見れますよね。
ある程度は個人の感覚もあるのでしょうが、ネタバレについてみんな敏感になりすぎです。
映画には必ず何らかの『プロバガンダ』が含まれています
映画についての「プロバガンダ」というのは、本来は政治思想の意味合いなのでやや言い過ぎみたいなところはあったかもしれません。ただ、監督の言いたいことというか意見というのは一つの映画に対して必ず何か含まれているものです。一般のドラマでもSFでも、監督が何を言いたかったのかを探るのもまた醍醐味の一つでもあります。
これは自分が考えたことと違うのは全く関係ありません。
監督がこういうことを言いたかったのに自分は全然違う発想を持っていた。これを自分が悪いみたいな風潮が多いですが、それは違います。
その摩擦を感じるのもまた、映画の楽しさなのです。
眠くなるのはいい映画だからです
これもわたしが言いたかったことの一つです。
映画見ていて眠くなるからダメな映画、合わない映画という発想を持つ人が大半ですが、正直これは逆です。映画見て眠くなるのは、徹夜明けとかそういうしょうもない屁理屈を抜きにして言うと
眠くなるのは、そこの世界観に心地良くなるからです。
少なくともそこに緊張感はなくなっているわけです。
ダメな映画だと思ったら眠くはなりません。むしろ眼がさえてきます。イラっとするからでしょうか。
もし本当に寝ちゃったよというのであれば、できればそういうものこそもう一度鑑賞されるといいですよ。
映画館だったら、数か月後に配信もしくは放送が始まったらもう一度見てみましょう。それだけで全然世界が変わります。自宅でというのなら途中からでも再度見てもいいですよ。
心地良い映画、あなたにとって合う映画だったからこそ、眠くなってくるのです。
基本的に2回見るとより深まる
映画は2回見るとよりわかるというのは昔から言われていました。
私が子供の頃は、映画好きの人から映画は字幕と吹替をそれぞれ見るもんだみたいなこと言われたことがあります。昔も今もそんなことはやっていませんが(笑)。
映画の醍醐味の一つです。数年に一回、前に見た映画を見ると意外な発見があります。以前は面白かったのに今見たら「あれ?こんなものだったっけ?」なんて考えることありますよね?
それは、自分が成長している証でもあるんですよ。
洋画などは字幕の文字に気をとられたことで、2度目鑑賞で新しいシーンに初めて気づくことありますね。
とはいうもの現代人って忙しいのでそうはいってもなかなか時間はとれないという人も多いでしょう。わたしだって同じです。実際に仕事しながらブログやっていますので。
賢明な方法は、気になった時や話題になった時にもう一度見てみようという感じでいいかと思います。昔見た映画の好みだった役者の訃報とかあったらまた見たくなったりしますよね。
日数を分けて見てもいいんですよ
2時間映画家で見るとしたときに、本来であればすべて手をとめて見るのが一番いいでしょう。でもすべてそれができるのかとなると難しいこともあるでしょう。個人的には、回数を分けて見るのもいいです。
但し、早送り視聴はやめた方がいいです。詳しく深掘りしたい方はこちらの記事もどうぞ。
ながら見はおススメしません。集中力が意外にも大事
ながら見、忙しいとなると家で映画見ようと思っていても、意外にもやっちゃうんですよね~。
基本的に人間マルチタスクは出来ません。
音楽でしたら話は別です。音楽かけながら作業するって別に誰でもやることでしょう。
映画は映像見てさらに音を聞いてってなるので。
ちなみに食事中も映画鑑賞はやめたほうがいいです。映画見ようと思うんだったらお菓子と飲み物、実際に座ってどっしりと見るのが最善で一番早いです。
ながら見していても、話の内容はほとんどわからないことになります。
ただ困ったことに、最近の邦画はこの限りではないんですよね~。というのは、最近の邦画は、基本的にセリフで全部説明します。聞いただけで大筋が掴めてしまいます。で、話もだいたい意図したような流れですので、もうわかったからこの映画はもう見たことにしておいてもいいや。という風になりがちでしょう(笑)。困ったものです。
そうなると、この映画の話はもう分かったとなるだけで、自分の人生に役立つ、心に刻まれる映画とはいえなくなります。
『元ネタ』なんて一切気にする必要なし
元ネタを気にする人が結構多いです。
よく「実話ベース」と書かれているものを見かけますが、あれはどういう意味かわかりません。
実話かどうかって何の関係があるのでしょうか?実話とはいっても、映画なのでそもそも充実に真似をしているわけではないのです。
小説とかもそうです。この映画が大好きだから小説を読もう!というのは自然な考えでしょう。ただ残念なのは、
この映画は好きではない→それは小説を読んでいないからだ!
この映画のこういうところがイミフ→それは小説に書いてある!お前が読んでいないだけだ!
このやりとりをしているうちは、何のために映画を楽しもうとするのかを理解していない人です。映画の元ネタは、感動した後に興味を持って調べるぐらいでいいのです。
ハリウッド業界で、「映画化する」というのは、映画にするからこそ、感動だったり表現方法を工夫したりといろんなクリエイトが可能になるなどの利点があるからこそ企画が通るのです。
人生の役に立つ映画だからといって人生の役に立つ趣旨の映画を探すわけじゃない
ビジネスに役立つ映画だから『ウルフ・オブ・ウォール・ストリート』を見ようとかそういう単純な意味じゃないんですよ
はい。これだけで十分ですよね?
じゃあ「ウォール街」を見たらいいのかな
いやいや。そういう意味じゃないですよ
基本的に映画で自分が感じ取ったことを大事にしましょう。洋画をたくさん鑑賞して、それを繰り返していくと自然に、映画から学んだ脳に切り替わってきます。
映画のメリットについて、こちらでどのように自分が変わっていくのか解説していますのでよかったらこちらの記事もどうぞ。
いつどこで映画を鑑賞しても心に残る極意
映画館でも自宅でも心に残る映画鑑賞はできます
映画は基本的にどこで見ても問題ないです。
しかし映画館ならではのメリットは存在します。それは、「ほかには何もできないように身を置く」ことにあります。スマホいじることもできません。黙っていても集中しなきゃいけない状況に身を置くことになります。
しかし自宅でも、これでデメリットになるかといえばそんなことはなく、考え方次第で全然変わってきます。自宅だって多少暗めにして、自分で映画見ている時に集中すれば何の問題もありません。
わたしはこうしてブログ書いていても映画館は好きではありません。その理由を含め、映画館と自宅の違いをここで記事にしていますので興味のある方はどうぞ。
テレビ?パソコン?スマホ?注意点はあるけどどれから見ても大丈夫ですよ
どれから見ても別に映画の中身は変わらないので。
ただし、スマホとかはちょっと注意したいこともあります。さすがにスマホの場合は、長時間は疲れますよね。移動中とか、選択肢の一つにはなるでしょうが目は疲れますのでほどほどに。
テレビは、余裕があればホームシアターで十分です。これで映画館と変わらないです。しかし現実問題それも簡単ではないので、普通の家庭のテレビで、工夫次第では十分映画館と変わらない効果を得られます。
無料のYouTube動画を視聴することについての考え方
無料のYouTubeフルで鑑賞するのはよく議論されているところです。
例えば映画鑑賞サイトで無料のYouTubeを見たと書くと結構な頻度で非常識だと言われますね。
結論ですが、YouTubeの映画フルを見るのは何の問題もありません。パブリックドメインとかも関係ありません。
ただ、あくまでも落ちている動画を見ようというのは問題ないでしょということであって、それをダウンロードしたり残そうと考えると状況は違ってきます。YouTubeのダウンロードの裏技とか聞いたこともあるでしょう。
わたしは昔から、映画を残そうと考えたことはありません。残そうという発想を持ってもしかたないかなと。
wowowなどの録画でも、基本見ていいと思ってもまず残さないです。どうせそんなに見ないし、どうしてもと言うのならDVD購入すればいいのです。
基本、YouTubeの無料動画は見るだけであれば何の問題もありません。混同している人も多いので念の為。
なお、『死ぬまでに観たい映画1001本』を全部見ようとしている場合、絶対にYouTubeの動画を利用していかないとクリアできません。
まとめ
この記事では、ピッタリの映画を見つけていくための考え方をお伝えしました。
要約すると、こんな感じです。
- 好きな役者やジャンルに偏らず、様々な映画を観ることでバランスの良い鑑賞が可能。
- 予告編を見ることで映画の雰囲気や内容を理解しやすくなり、本編への没入を助ける。
- 世界中の映画を楽しむためにはバランスが重要。
- 最新映画や話題の映画に振り回されず、時代やプロモーションに流されない視点を持つ。
- 年代別に映画を選ぶと、生まれ育った時代の映画がより心に残る。
- 映画監督の初期作品は彼らの原型や魅力が詰まっていておススメ度高い。
- 名作映画とB級映画を同じ目線で評価し、ジャンルにとらわれない広い視野を持つ。
- 映画はストーリー追求よりも映像の芸術性やその場の雰囲気を楽しむもの。
- ネタバレを恐れず、映画の本質的な魅力を評価する。
- 映画には監督の意図やメッセージが込められており、それを解釈することも醍醐味の一つ。
- 映画を複数観ることで、さらに深い理解や新しい発見がある。
いい映画をどうやって探そうかという参考にしてください。
おススメ映画は自分で探していくのがいいんですね
結局はそうしたほうが人生に役立つ映画ライフを送ることができますよ
心に役立つ映画はこのリストを紹介していますがこれで最善です。