映画は不変!必ずあなたの心を救ってくれます

【レイティング?何それ】映画は本来、大人向けに作られています

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かんとくさん

今日も映画を見るぞ

あおい

いいですねえ

おともだち

U15⁺, U18⁺, ブツブツ、、、

あおい

どうしました?

おともだち

これって大人向けでしょう?誰でも見れるのはどれなのか探しているんだ

あおい

気にする必要はありませんよ

さて、映画見よう!U15,U18う~ん、これはきっとエッチなものかグロイもののどちらかに違いない!

「ということは、そうではないものは子供でも大丈夫?」

「全然話がわかんないって?ええ~っ!!」

あなたはこんな風に、レイティング規則だから映画選びに四苦八苦したことはありませんか?

映画は視覚効果もあり、おっぱいがたくさん出ている映画を子供にみせちゃいかん!ぐらいのことはお分かりかと思いますが、そもそも大人向け、子供向けって何?ということを検証していきます。

エロやグロ、暴力シーンに限らず映画は大人向けに作られています。

この記事ではこんなことがわかります。

  • レイティングにかからないと子供でも見られるのか
  • なんで映画は大人の娯楽になるのか
  • 子供向けってどうしてアニメが多くなるのか
  • 子供には映画を見せないほうがいいのか

どうして映画は大人向けと言えるのかを検証します。

また、子供に対しては映画にどう接してあげればいいのかも検証します。

目次

映画は本来、大人向けである理由

あなたは、「大人向けの映画」と聞くとどんなこと考えますか?

おっぱいが出てくる。エロい。暴力シーンばかりある。グロい殺害がある。

なんて想像することがありますよね?

そういうシーンがなくても、映画は本来大人向けに作られているのです。その理由をいくつかあげていきます。

ちなみに映画のメリットはこちらで解説しています。

社会生活で得られる経験が映画でわかる

あなたは子供の時に面白い映画だと感銘し、年を取って久々にその映画を見たところ「あれ?この映画ってこんな感じだっけ?」と違和感を持ったことはありませんか?

それは、あなた自身が大人になり、年をとって感受性が変わっているからです。

大人は社会での経験を積み重ねる中で、映画を通じてその意味を再確認したり、深く考えたりすることができます。

これこそが、映画は大人向けという意味です。

『プラダを着た悪魔』は、厳しい職場環境での成長や挑戦を描いており、仕事での困難や達成感をリアルに感じさせますよね?

『スポットライト 世紀のスクープ』は、報道を通じた社会問題の追求を描いており、社会の不正を正す重要性を考えさせられますよね?

映画は、登場人物を通じて視聴者が自分自身の経験を振り返り、新たな視点を得る助けになります。

また、単なる娯楽を超え、社会生活で得た経験をより深く理解するための手段として機能しています。

複雑なストーリー展開

多くの映画は、人間関係や社会的な問題、心理的な葛藤といった複雑なテーマを扱っています。

これらは人生経験が豊富な大人だからこそ共感しやすく、理解が深まる内容です。

たとえば、家族の絆や仕事における葛藤をテーマにした映画は、社会生活を経験した人々に響く要素が多く含まれています。

『アメリカン・ビューティー』は、中年期の自己発見や家庭の問題を描き、大人にしか理解し得ない深いメッセージを持っていますよね?

『ゴッドファーザー』シリーズは、権力と家族、道徳観の揺らぎを通じて人生の複雑さを表現していますよね?

社会問題への洞察

映画は単なる娯楽ではなく、社会問題への視点を提供する媒体でもあります。

戦争、政治、環境問題、人種差別といったテーマは、日々のニュースや実社会と関わりが深く、大人がその重要性を理解しやすい分野です。

『ホテル・ルワンダ』は、ルワンダ内戦の悲劇を描き、人道問題について考えるきっかけを与えますよね?

『ノマドランド』は、経済的不安と現代社会の働き方をリアルに映し出し、多くの人に共感を呼びましたよね?

これらの映画は、単純なエンターテインメントではなく、視聴者に深い洞察を促すものです。

感情の深みと人生の教訓

映画は、感情に訴えることで視聴者に忘れられない体験を提供します。

悲しみ、喜び、怒り、愛情といった感情の揺れは、大人だからこそその重みを実感できるものです。

そして映画を通じて得られる教訓は、人生において重要な指針となることもあります。

『ショーシャンクの空に』は、希望と友情の大切さを描き、観る人に勇気を与えますよね?

『グリーンブック』は、偏見を超えた友情の物語であり、多様性の価値を再認識させますよね?

視聴者が自分の人生を振り返り、新たな視点を得る助けになります。

大人だからできる「考える楽しさ」

映画の魅力の一つは、観た後に「考える楽しさ」があることです。

最近の映画、とくに邦画ですが、考えなくてもいいように作られている傾向があります。わかりにくいところをすべてセリフにしたり、感動してほしいところを音量のバカでかいBGMでごまかしたり。

最近はハリウッド映画でもこの傾向が強くなっていて、60年代や70年代によく見られた考察しないとわからないのは敬遠されているようなのです。

しかし、それではつまらないものになってしまいます。

大人になると、単純に物語を楽しむだけでなく、映画に込められた深いメッセージやテーマを考察する楽しみが生まれます。

映画には、多くの場合明確な答えがありません。

観る人それぞれが、自分の経験や価値観をもとに解釈をします。

『インセプション』のラストシーンは現実か夢かという議論を巻き起こし、多くの人がその意味について考えましたよね?

映画を通じて、現実社会とのつながりを考えることも楽しみの一つです。

『ブラックパンサー』は、ヒーロー映画でありながら、人種や文化の問題について考えますよね?

大人になると、登場人物の背景や心理描写に深く共感することができます。

『グッド・ウィル・ハンティング』では、主人公の葛藤や成長に涙する大人が多いのもその一例ですね。

考える楽しさは、映画をより深く味わう鍵であり、大人だからこそ感じられるのです。

考えるきっかけを与えてくれるのはいい映画です。それを詳しく、こちらの記事で解説しています。さらに追及したい人はどうぞ。


映画が「人生を反映する鏡」だからです

映画は、私たちの人生そのものを反映する「鏡」のような存在です。

映画に登場するキャラクターやストーリーは、現実世界の人々や出来事と深くつながっているからこそ、自分自身や他者、そして社会全体を見つめ直す機会を得ることができます。

映画の中には、人生の喜びや悲しみ、成功や失敗といった様々な瞬間が凝縮されています。たとえば、『フォレスト・ガンプ』は、主人公の人生を通じて愛や友情、挑戦の大切さを描いています。

愛、家族、友情、自己発見といったテーマは、どの時代や文化でも共通して存在します。

こうしたテーマが描かれる映画は、観る人に「自分の人生にも当てはまる」と感じさせる力があります。

映画を観ることで、自分の行動や考え方を振り返るきっかけになることも少なくありません。

『リトル・ミス・サンシャイン』は、一見普通の家族が互いを支え合いながら成長していく姿を描き、家族の大切さを再認識させます。

映画が人生の鏡であるという点は、大人にとって意味深いものであり、自分の人生や価値観に新たな視点をもたらしてくれるでしょう。

かんとくさん

夢の中へ入って、仕事をたのむぞ!

あおい

何の映画見ているんですか?

かんとくさん

『インセプション』を見ているんだ。コブにやっきょく、ムニャムニャ、、、

あおい

あなたも寝てしまいましたね

子供向け映画はなぜアニメが多いのか

子供向け映画には、アニメーションが多く採用される理由があります。ここではその背景について詳しく説明します。

Netflixでもキッズ向けという項目がありますよね?よく見ると、大半はアニメです。

そもそもどうして子供向きはアニメが多いのでしょうか?

そもそも実写とアニメの決定的な違いはこれ

これは科学的にはあまり解明されていないというのもあって独断と偏見でお答えします。

数ある映画本や論文でもあまり言われていないのでやや衝撃的なお話かもしれませんが、

実写とアニメの決定的な違いは「表情」です。

アシスタント

いずれ途別に記事にします

アニメは「怒っている」「笑っている」「悲しんでいる」これが三大表情ですね。ほかにも、

「驚く」「怖がる」「考え込む」「困惑する」「自信をもつ」とかもあるでしょうか?これらの感情、アニメは全部表現できます。

つまり、見ただけでどういう気持ちでいるのか誰でもわかるのです。

しかし実写だとそうはいきません。

例えば、普段の実生活でも、本当は怒りたいのに冷静にふるまえば、人によっては気づきません。

日本人はよく「大人の対応」という言葉を使いますよね?

笑っているのか怒っているのか、表情だけではなくその前後の雰囲気などを読み取らないとその人の気持ちがわからないということがあり得るんです。

コロナ禍時代、幼稚園で異変が起きていました。幼稚園の先生も当たり前のようにマスクをつけるようになると、子供が一変しました。マスクによって先生の表情がわからなくなってしまい、それによって不安がったり情緒不安定になる子供が増えたのだそうです。さらに、先生の表情がわからないことで子供のコミュニケーション能力に支障が出るという研究結果も示されました。

ということで、子供は大人の表情がしっかり伝わらないと育成に問題があるのです。

そこでアニメです。アニメはしっかりと表情を表現できるんです。

笑っている顔、怒っている顔、泣いている顔、全部わかります。

逆に実写映画では、表情に周りの情景や前後の出来事を合わせて今どんな気持ちなのかを探っていかなければいけません。

よって、成熟した人間でないと伝わらないことがでてくるのです。

そういうことで子供向け映画がほとんどがアニメになるのです。

アニメは子供にわかりやすい理由を教えます

アニメーションは、子供が直感的に理解しやすい表現方法です。子供向けのアニメを深掘りしていきましょう。

鮮やかな色彩やユニークなキャラクターデザインは、子供の注意を引きつけやすいといのもあるでしょう。

キャラクターの表情や動きが誇張されているため、感情の変化が一目で分かります。

現実ではありえない状況やキャラクターを自由に描くことができるため、子供の想像力を刺激します。

とはいえ、最近のアニメも、話の内容次第では大人でもしっかり考察しないとわかりにくいものも増えていますよね。

ただ、表情で、今どういう感情なのかは探っていけます。

物語が単純で直線的なことが多く、複雑な要素が少ないため、小さな子供でもわかりやすいのですが、ただこれはマーベル映画でも傾向は似ているし、アクション映画や西部劇でも実際にはストーリー自体は単純なものが多いです。先読みできたところでつまらないということもありませんよね?ストーリーは二の次なのです。

ディズニーが子供向けにやり始めた背景

アニメーション映画を子供向けの娯楽として確立した立役者の一つがウォルト・ディズニーです。その背景には以下のような理由があります。

1920年代から30年代、映画は大人向けの娯楽が主流でしたが、ディズニーは子供とその家族が一緒に楽しめる作品を作ることを目指しました。

最初の長編アニメーション映画『白雪姫』はその成功例ですね。

ディズニーは最新のアニメーション技術を駆使し、質の高い作品を提供することで、子供向け映画市場を拡大しました。さらに、映画だけでなくグッズやテーマパークなどを通じて幅広い層にアピールしました。

ディズニー作品には、夢や友情、愛情といった普遍的なテーマが描かれ、子供たちに大切な価値観を伝える役割も果たしています。

このようにしてディズニーは、子供向け映画をアニメーションという形で確立し、世界中で愛されるブランドとなったのです。

ディズニープラスとHuluの考察記事はこちらです。

大人と子供が同じ映画を好むことはありません

大人と子供では、映画の好みや感じ方に大きな違いがあります。その理由について詳しく説明します。

大人と子供では脳の思考回路が違います

大人と子供は、脳の発達段階が異なるため、映画を受け取る際の思考プロセスにも違いが生じます。

大人は抽象的なテーマや隠れたメッセージを理解する能力が高い一方で、子供は具体的でわかりやすいストーリーやキャラクターを好む傾向があります。

大人は複雑な感情の揺れを映画の中で楽しめますが、子供は単純で明確な感情表現に共感しやすいです。

子供は短い間しか集中できないことが多く、テンポが速く視覚的に刺激的な映画を好む傾向があります。

これらの違いが、映画の好みが大きく分かれる理由の一つです。

映画の受け取り方の違い

大人と子供では、同じ映画を観てもその解釈や受け取り方が異なります。

大人は映画のストーリーだけでなく、背景にある社会問題や哲学的テーマ、映像技術など多角的な視点で映画を楽しみます。

子供は映画の中のキャラクターやシンプルなストーリーに引き込まれます。

『トイ・ストーリー』はキャラクターのかわいさや友情のメッセージが子供たちに響きます。でも大人が見たって十分面白いですけどね。

同じ映画を観ても、観る人の年齢によってその映画が伝えるメッセージの受け取り方が変わるのです。

子供には大人の映画は見せちゃダメ?いいと思います

私は子供の頃、家でお爺さんがいたのですが、テレビでよく西部劇とかやっていて、お爺さんそういうの好きで寝っ転がりながらソファーで見ていたんですね。で、わたしも暇なときはソファーで、おもちゃで遊びながらテレビを見ていたわけです。もちろんその映画見たところでなんのことかわからないし、何が面白いのかもわからないわけです。でも、映画の世界観ってこんなもの?というイメージが徐々についていったのですね。

子供に大人向けの映画を見せることには賛否がありますが、適切な配慮をすることで有益になる場合もあります。

子供が理解できないテーマや、暴力的・性的な描写が多い映画は避けるべきですが、家族の絆や友情を描いた映画は子供にも良い影響を与えることがあります。

大人向けの映画を子供と一緒に観た後、そのテーマについて話し合うことで、子供の考える力や価値観を育てることができます。

大人になってからでないとわからない映画を子供時代に体験しているかそうでないかってけっこう大きいですよ。映像とか雰囲気を子供時代に体験するだけで大きく変わります。実際に映画好きな人って子供の時から普通の映画を触れてきた人ばかりですね。

歴史や文化を描いた映画を観ることで、子供の知識や興味を広げるきっかけにもなります。

適切な作品であれば、子供と大人が一緒に観ることで学びや共感を共有する素晴らしい機会になるでしょう。

確かに、常識的にエロシーンは見せられません。ただし、戦争映画やサスペンスなどは見るだけでも、「映画の体感」としては問題ないです。

イメージとしては

子供に、普通の映画をただ見せるだけでもいいんです。

いったい何の映像なんだろう?と体感させるのもいいと思いますけどね。

映画は本来、大人向け まとめ

この記事では、映画は本来は大人向けの娯楽であるということをお伝えしました。

映画は基本的に大人向けの娯楽として作られています。

その背景には、社会的テーマや複雑なストーリー展開、感情の深さなどが挙げられます。

大人は人生経験を通じて映画のメッセージや教訓を深く理解しやすい。

子供向け映画は表情や感情が分かりやすく、アニメが多いのも特徴。

ただし、子供に大人向け映画を見せる場合、適切な作品選びや配慮が必要です。

映画は「人生の鏡」として、自分や社会を見つめ直す機会を与えてくれる大切な文化なのです。

かんとくさん

よし。これを踏まえてディズニー映画を見るぞ

あおい

おやおや?急に

充実した映画鑑賞を考えよう!

洋画と邦画の違いは?邦画はなぜつまらないと言われるの?の記事はこちら。

映画を2時間もって耐えられない人続出!?その2時間の娯楽こそが素晴らしいものになるんです。考え方ひとつで変わるという記事はこちら。

映画はどこから選ぼうかな?

また、映画選びで一番充実できるのは『死ぬまでに観たい映画1001本』です。

アカデミー賞の記事はこちら。アカデミー作品賞ってどれほどの権威なのか考察記事はこちら。

シネマスコアから映画選ぶのもいいですよ!

映画をいっぱい見よう!

おうちで映画はここから!ガイドブックにした記事です。

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