映画は不変!必ずあなたの心を救ってくれます

【その質問は100%罠】好きな映画を聞かれたら?即答しちゃダメ!

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かんとくさん

今日も映画を見るぞ

あおい

いいですねえ

かんとくさん

ところで、映画見るの好きと言うと必ず聞かれることがあるんだ。好きな映画は何ですか?って

あおい

なるほど

映画好きだと公言すると必ず聞かれるこの質問。

「好きな映画は?」

ちょっと待ってください。

💭「これ、どう答えたら正解なの?」
💭「1本に絞るなんて無理!」
💭「適当に言って変に思われたら嫌だな…」

と思いますよね?

この記事ではこのようなことをお伝えします。

なぜ「好きな映画」を聞かれるのか?
なぜ答えにくいのか?
どう答えればスマートなのか?
そして、映画の本当の楽しみ方とは?

「好きな映画は?」という質問には隠れた意図があります。
相手は、あなたの価値観や知識レベルを探ろうとしているのです。

「好きな映画は?」の質問は、映画好きにとって「罠」が潜んでいます。

そして、驚くべきことに——
この質問に即答できる人のほうが少数派!
むしろ、好きな映画をパッと答えられないのが普通です。

🎬 映画は一本だけで判断できるものではない
🎬 いろんな映画をたくさん見ることで、初めて人生の羅針盤として心に宿る
🎬 だからこそ、たった一本を選ぶのは難しい

かんとくさん

好きな映画は何?って聞かれても困るんだ

あおい

すぐには答えられませんよね。ここで正しい回答法をお伝えします

好きな映画を聞かれたときにどう答えるのがいいのかをこの記事で徹底解説します。

目次

「好きな映画は?」聞かれる理由と答えられない理由

「好きな映画は?」なぜこれを聞いてくるのか?

そして聞かれて、なぜパッと答えられないのか?

人間心理をしっかりと理解していきましょう。

「好きな映画は?」と聞いてくる質問者の真意とは?

映画好きだと公言すると必ず聞かれる問題。

「好きな映画は?」という質問がよく飛んできます。

これは単なる興味本位ではありません。

そもそも、あなたの好きな映画なんて興味はありません。

ではなぜ聞くの?

これは、あなたの価値観や個性が知りたい以外の何物でもないのです。

具体的にはこのような心理が働きます。

  1. あなたの人物像をすばやく把握したい
  2. 共通の話題を探そうとしている
  3. 「簡単な質問」だと思っている

それぞれ深掘りしていきましょう。

1.あなたの人物像をすばやく把握したい

あなたが好きな映画を公言することは、あなたがどんな人なのかを周りに教えています。

結論から言うと「あなたの人物像を把握したい」これが一番多いです。

ただし、コメディ映画が好きだからユーモアがあるとか、アクション映画が好きだから冒険好きとか、そういう判断はしません。

アクションだっていろんなタイプがあるでしょうから。

本音は映画名を答える→その映画を目安にあなたの人物像をさぐる

ということです。

また、知性や教養を図っているという意味もあります。映画の好みであなたの教養をさぐっているのです。

それが正解か不正解があるわけではないのですが。

あなたの考え方のクセやどういうところで好奇心を駆り立てる人なのかを探ろうとしているのです。

おてつだいさん

好きな映画聞いても人物像が把握できるのかな?

アシスタント

参考になると考えるのでしょう

2.共通の話題を探そうとしている

あなたと何か話題をすることで「もっとあなたのことを知りたいよ!」というサインを出しています。

「お天気いいですね」「お仕事は何をされているんですか?」といったキャバクラみたいな質問は、会話の入り口にしか過ぎません。

好きな映画は?という質問は、もっと深くあなたのことを知ろう、共通点を知ろうと考えています。

わかりやすく言うと、この場合は「悪気はない」わけですね。

映画って多くの人が経験している共通の文化です。スポーツが苦手な人、音楽の趣味は人それぞれです。映画は何らかの作品は生涯で見たことがないという人はまずいないでしょう。

だから質問をしやすいのです。

「好きな映画は?」「ハリーポッターです」「ええ!?私もハリーポッター大好きです!」こうなると会話が進みますよね?

「好きな映画は?」「ジェラシックパークが好きです」「ああ!あの巨大な恐竜がすごいよね!」「スピルバーグ監督のほかの作品は見た?」

こういう感じで、その作品からのシーン、映画監督など会話が広がっていくわけです。

単なる会話から、相手が共通の糸口を探しているのです。

アシスタント

相手は好意を持って質問している可能性もありますね

3.「簡単な質問」だと思っている

これもあるあるですね。

単に映画が好きだと知って、この質問だったら答えやすいだろうという善意のつもりです。

質問する側は「簡単に答えられる質問」のつもりで尋ねていることが多く、映画好きの方にとっては難問であることに気づかないんですね。

質問する人は映画を「たまに楽しむもの」ぐらいに考えているのでしょうが、映画好きにとっては、その日の気分によっても変わるでしょうし、難しい質問であることに気づかないんです。

「好きな食べ物は?」と同じ感覚です。

【質問する側の気持ち】

  • 「誰でも2〜3本は好きな映画があるだろう」
  • 「すぐに答えられる簡単な質問のはず」
  • 「会話のきっかけになる軽い話題」

【質問されて困る理由】

  • 何十、何百と好きな映画がある
  • ジャンルによって「好き」の基準が違う
  • その日の気分で好きな映画が変わる
  • 「これを言ったら通ぶっていると思われるかな?」と心配になる
かんとくさん

そうは言っても困りますよねぇ

映画好きなのになぜ答えられないのか

映画好きほど、「好きな映画」に答えるのは難しいですよね。

いきなりそんな質問をされても迷いますよね?

これは次の、この3点の心理が働くからです。

  1. 映画が多すぎて選べない
  2. 「好き」の基準があいまい
  3. 答え方によってどのように評価されるのか疑っている

これも深掘りしていきましょう。

1.映画が多すぎて選べない

映画好きだからこそ、好きな映画を一本に絞るのは不可能なのです。それは、見てきた作品が多いから。

その時の気分やジャンルによって「好きな映画」は変わるし、一本に決めるのは不可能!

子供の頃に夢中になった「思い出補正」や大人になって意味が理解して感動した映画はまた違うでしょう。

映画にはジャンル、テーマ、時代背景があり、それぞれの魅力があります。感動したければヒューマンドラマ、ワクワクしたいときはアクション、笑いたければコメディとシチュエーションによって変わります。

だからこそ、好きな映画を絞るのは難しいです。

おてつだいさん

映画って何万本もあるので、答えにくいですよね

2.「好き」の基準があいまい

「何が好きか」に迷ってしまう理由として、「好き」の基準があいまいだからという理由もあります。「好き」と一言で言っても、どの要素のことを言っているのかも人それぞれです。

「感動した映画」「何度も見た映画」「影響を受けた映画」など、好きの定義が広すぎ!

感動した映画のこと?何度も見た映画のこと?映像が美しい映画のこと?思い出のある映画のこと?人生に影響をうけた?

どの基準なのかで答えが変わりまよね。

何度も見た映画だったら『バック・トゥ・ザ・フューチャー』、心を揺さぶられた映画だったら『私の頭の中の消しゴム』どっちを言えばいいの?となります。

そのため、即答できないのは当然ですね。

おともだち

映画は見れば見るほど、何でも面白いよってなりますよね

3.答え方によってどのように評価されるのか疑っている

「好きな映画は?」と聞かれて困惑する理由として、答えた映画によって相手の印象が変わるからです。

これは本能でピンときますよね?

「アニメと答えたら幼稚?」「アート系を答えたら気取ってる?」など、答えた映画によって相手の印象が変わるのが気になってしまいます!

映画には「ジャンルのイメージ」が存在しており、相手の反応が気になってしまいます。

しかもどの映画を言えば相手に刺さるのか?なんてわからないですからね。

アニメ映画を挙げると「幼稚に思われるかも」と思うでしょうし、アート系映画を答えても、どうせわかんないだろうし通ぶっていると思われるだけだろう?という心理が働きます。

このように、質問者は気軽に聞いているつもりでも、受ける側にとっては意外と厄介な質問です。

アシスタント

これを考えすぎて答えられなくなるケースが多いですね

好きな映画を聞かれたときの正しい回答法

それでは実際に、好きな映画を聞かれたときの正しい回答法を見ていきましょう。

作品名を答えないのが正解!

「好きな映画は何?」→「君の名は。」→「うわぁ、この人幼稚!その程度の奴なんだな

「好きな映画は何?」→「タイタニック」→「あんま映画詳しくないんじゃね?

「好きな映画は何?」→「ジェラシックパーク」→「とりあえず言っただけなんだな…..

「好きな映画は何?」→「気狂いピエロ」→「うわあ!何通ぶっているねん!

「好きな映画は何?」→「世界の中心で、愛を叫ぶ」→「なんだ邦画か。たいしたことない人だ

「好きな映画は何?」→「推しの子」→「なんだ?最近映画見出したんだろうな

「好きな映画は何?」→「死霊の盆踊り」→「うわあ!しょうもない受け狙いしようとしてる…..

おてつだいさん

何を言っても印象悪くなってますねぇ

ということで、結局何か言ったところで自分にプラスになること。ないですよ。

このように「好きな映画は?」という一見シンプルな質問は、罠に満ちています。

どんな作品を挙げたところで、相手の中で勝手にあなたの人物像が形成されてしまうのです。

「好きな映画は?」と聞かれたとき、作品名を即答することで相手に勝手な印象を持たれるリスクがあります。「それ、浅いな」「通ぶってる?」といった偏った評価をされることもあるかもしれません。

一つの映画だけでは自分の映画観や好みを十分に伝えられません。

では、どうすれば?

「好きな映画」質問のあなたの素顔を伝える適切な答え方

「好きな映画は?」と聞かれたとき、単に作品名を挙げるのではなく、より柔軟で自分を表現できる回答方法があります。

まずわたしなら、最近では、映画はなんでもいいところはあるので何のジャンルでも好きですと前置きしたうえで、

「好きな映画を聞かれるのは、紀伊国屋書店の店長さんに一冊だけおすすめの本を選んでくれと頼んでいるのと一緒なので、答えるのは難しいです。」

と答えます。

「最近の印象的な一本」で答える

「最近見た中では○○が印象的でした」と答えれば、特定の時期に限定することで選択の幅を狭め、答えやすくなります。また「すべての映画の中から選んだ一本」という重圧から解放されます。

「最近観た映画の中では〇〇が面白かったです!」これで選択肢が広がり、答えやすいです。

あおい

オーソドックスだけどこれが一番無難です

ジャンルや監督で語る

「サスペンス映画が好きで、特にヒッチコック作品は欠かさず見ています」などと答えるのが自然です。スピルバーグでもノーランでもいいでしょう。

自分の映画の趣味を幅広く伝えられます。

監督や俳優などの共通点で話が広がっていくのはあるあるです。

映画体験や感情で答える

「心が震えるような人間ドラマが好きです」「視覚的に美しい作品に惹かれます」など、映画から得る体験や感情で答えると、あなたの価値観が伝わります。

これらの答え方なら、単純な作品名だけでは伝わらない自分の映画観を表現でき、相手との会話も広がりやすくなります。

何より「この人はこんな映画好き」と一面的に判断される心配もありません。

  • この方法のメリット
    • 1本に絞る必要がない
    • その時の気分に応じて答えられる
    • 「なぜ印象的だったのか?」と話を膨らませやすい

逆質問で会話を広げる

「好きな映画は?」と聞かれて迷う時、有効な方法として「あなたはどんな映画が好きですか?」と聞き返す ことです。

お互いを知るチャンスです。相手の好きな映画を聞くことで、その人がどんな映画が好きか分かりますよね?そうすると「その映画僕も好き!」とか「その映画知らないけど面白そう!」という話になります。

話すのを一人で頑張らなくていい。 ずっと自分だけが話すのは大変です。質問を返すことで、お互いに話したり聞いたりできるから話は広がるでしょう。

考える時間ができる。相手が話している間に、自分の答えをゆっくり考えましょう。急に答えを出さなくてもいいですよ。

話が盛り上がる。お互いの好みが分かれば「それなら、この映画もきっと好きだよ!」みたいに話が広がっていきます。

ただ「好きな映画は?」と聞かれて答えるだけなく、映画の話は盛り上がりたいですよね。

逆質問を上手に活用することで、「好きな映画は?」という質問に困ることなく、自然なコミュニケーションが取れるようになります。

アシスタント

ただし、どっちもどっち譲り合い平行線パターンにならないように気をつけてくださいね

それでも「何か作品を言わないと!」となった時の奥の手はこれだ!

それでも、どうしても何か作品名とか、それに近いこと言わないと!となってしまったときの対処法をお伝えします。

おてつだいさん

どんなシチュエーションなんだろう??

まあ最終手段だと思って聞いてください。

わたしが「一番角の立たない問題ない作品」はズバリこれ。

アカデミー賞の、最近の受賞作もしくは、直近5年くらいのアカデミー作品賞を答えることです。

例えば最近あったアカデミー賞であれば、

部門 受賞作品/受賞者
作品賞『ANORA アノーラ』
監督賞ショーン・ベイカー(『ANORA アノーラ』)
主演男優賞エイドリアン・ブロディ(『ブルータリスト』)
主演女優賞マイキー・マディソン(『ANORA アノーラ』)
助演男優賞キーラン・カルキン(『リアル・ペイン 心の旅』)
助演女優賞ゾーイ・サルダナ(『エミリア・ペレス』)
脚本賞ショーン・ベイカー(『ANORA アノーラ』)
脚色賞ピーター・ストローハン(『教皇選挙』)
視覚効果賞『デューン 砂の惑星 PART2』
美術賞『ウィキッド ふたりの魔女』
撮影賞ロル・クローリー(『ブルータリスト』)
衣装デザイン賞『ウィキッド ふたりの魔女』
長編ドキュメンタリー賞『ノー・アザー・ランド 故郷は他にない』
短編ドキュメンタリー賞『ザ・レディ・イン・オーケストラ NYフィルを変えた風』
編集賞ショーン・ベイカー(『ANORA アノーラ』)
国際長編映画賞『アイム・スティル・ヒア』(ブラジル)
音響賞『デューン 砂の惑星 PART2』
メイクアップ&ヘアスタイリング賞『サブスタンス』
作曲賞ダニエル・ブルンバーグ(『ブルータリスト』)
長編アニメーション賞『Flow』

この中で言っておけばいいですが多すぎるので、全然わからなくてもこの中では『ANORA アノーラ』『ブルータリスト』『デューン 砂の惑星 PART2』あたりのどれかを言っておけば間違いないです。

また過去5年くらいのアカデミー作品賞であれば、

年度 作品名
2025年『ANORA アノーラ』
2024年『オッペンハイマー』
2023年『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』
2022年『コーダ あいのうた』
2021年『ノマドランド』

この作品のどれかを言っておけば間違いないです。

他にもアカデミー作品賞候補が他に多数あるのですが選べなくなるので割愛します。

困ったらこの表を参考に、適当にアカデミー作品賞のどれかでも言っておけばその場はしのげます。

これらは映画のビギナーでも知っている可能性が高いし、仮に「知らない映画だね」と言われたところで、

アカデミー作品賞を答えているわけですからこれよりマイナーな作品探すほうが難しいレベルなので角が立ちません。

しかも映画好きな人であっても絶対に変わった人だと思われることはありません。

むしろ納得してくれるし、「ただ流行りものばかり」なんてことも思われません。

ということで、どうしても作品名を言わないと気まずいなぁ~と思ったらこの表を使ってください。

ちなみにアカデミー作品賞を深掘りした記事はこちらをどうぞ。

好きな映画を聞かれたときの正しい回答法【シチュエーション別】

私も好きな映画なんて到底答えられません。いい映画なんて無数にありますからね。

ここでは、シチュエーション別に考えていきます。面接でもこういう質問あるんですよね。面接で聞かれるのとデートで恋人に聞かれるのとでは、当然対応策が違ってきます。

面接:経験・価値観を絡める

映画好きのわたしの友人が面接で好きな映画を聞かれた際、「作品名を答えられるほどちっぽけな人生を歩んでいません!」と答えたところ、面接官の顔色が悪くなったそうです。

ユーモアの溢れる回答のつもりだったのでしょうが、角が立つ言い方ですね。

面接官が知りたいのは、 その映画をどう受け取り、何を学び、どのように活かしているのか という点です。

そのため、「好きな理由」に加え、自分の経験や価値観と結びつけて話すのが効果的です。

例えば、「この映画を観て、〇〇の大切さを実感し、それが今の自分の考え方に影響を与えている」といった形で話すと、あなたの思考力や人柄が伝わります。

映画は自分の成長やキャリアにどう活かしているかを語りましょう。

映画名を答えるのではなく「映画から何を学んだか?」を話しましょう。

アシスタント

実際には、履歴書の趣味で「映画鑑賞」と書かない限りこういった質問はないかと

デート:相手に話を振る・会話を広げる

デートで「好きな映画は?」と聞かれたら。

今度は面接ではないので、理論的に答える必要はありません。会話が弾むような答え方をするのが大切です。

「作品名を答えてはいけないんだ!」って思考停止に陥る必要はありませんが、それでも効果的な答え方をご紹介します。

「最近見た○○が面白かったよ。特にあのシーンが印象的で…」と感想を添えます。

「実は昔から○○系の映画にハマっていて。あなたはどんな映画が好き?」と自然に質問を返します。

「子供の頃に家族で見た○○が思い出深くて」など、自分のストーリーを少し混ぜます。

やってはいけないのは

作品名だけを言って会話終了

相手の好みを無視して自分の映画論を延々と語る

NG行為、当たり前ですがやりがちです。

相手との共通点を探りながら、会話を楽しんでいきましょう。

自分の映画論をドヤ顔で語って楽しそうに聞いてくれるのはキャバ嬢くらいです。注意してください。

デートでは、「最近観た〇〇が面白かった!あなたはどんな映画が好き?」と相手に話を振ると、共通の話題を作りやすいです。

とか言いながら恐縮ですが、わたしはデートで好きな映画聞かれたことないです。好きなアーティストの話はよくしましたが。

最近は好きなアーティストの話で盛り上がるって聞きませんね。

友人との会話:軽いノリ・ネタっぽく答える

友人との会話で「好きな映画は?」と聞かれたらということですが、友人でも意外に気を遣うところです。

友人同士だと変に駆け引きしますからね。

友人同士の場合変なマウントとり合戦に巻き込まれる可能性があります。「え?あの流行りの映画知らないの~?」と言った感じで。

一番いいのは、「最近見た○○がメチャクチャ面白かった!」とテンション高めに答えることでしょうか?最近見てないというのなら「絞れないけど、笑える映画なら○○かな!」とジャンル別に答えるとか。

友人との映画トークは、情報交換やおすすめの紹介にもつながる楽しい時間のはずです。

堅苦しく考えず、「この映画、観てみて!」とラフに話すのがベターです。

注意点ですが、友人との会話から流行りものに巻き込まれて、「自分もその作品見なきゃ!」と焦ってしまうことです。こうなると本来の楽しい映画鑑賞から外れてしまいます。

「最近観た〇〇が最高だった!でも、〇〇も外せないな〜!」という感じ。

仕事の場面:仕事に役立つ映画を絡める

仕事の場面で「好きな映画は?」と聞かれたとき、ただの雑談ではなく、仕事に関連する話題につなげたいという思惑があるでしょう。

職場の同僚や上司と営業先や取引先では異なります。

それぞれのパターンで見ていきましょう。

① 職場で聞かれた場合:共感や価値観を伝える

職場はいろんなパターンあるのでわかりにくいところはあります。

帰心の知れた同学年の仕事仲間、近寄りがたい上司、好意を持っている異性、嫌いで話したくない同僚、どのパターンでも、やはり作品名を言うのはあなたにマイナスしかありません。

最近見た作品、ジャンルなど話したうえで「映画好きだけどいっぱいあるので答えるのは難しい」でOK

そこで嫌われるんだったらそれはもう仕方がないのではないでしょうか?

② 営業・取引先で聞かれた場合:相手に合わせて会話を広げる

こちらはもっと気を遣いましょう(笑)。

営業先では、ビジネスに関連する映画や相手の業界に関係しそうな作品を挙げると、共通の話題として会話が弾みます。

また先ほども言いましたが「最近は〇〇のような映画に興味があって」と、相手に話を振るのも有効です。

仕事の話題として出た場合は、ビジネスに絡めた映画を挙げると話が広がります。

間違っても職場で「『ソーシャル・ネットワーク』の起業家精神は仕事にも活かせるなと感じました。」などと言うのは非推奨です。

好きな映画をパッと答えられないのが当たり前

好きな映画をパッと答えられない。当たり前なんですね。

好きなアーティストを聞かれたって答えるのは難しいですよね。ただしこれだと「世代」が大きく反映されます。

さて、実際に映画鑑賞においては、一本の映画だけで感動して、それがいつまでも心に残って私の人生に影響を与え続けている!

ということも考えられますが、実際には、たくさんの映画を見るうちにだんだんと映画脳に変わっていき、知らず知らずのうちにあなたの人生に影響を与えるようになる。

そんな映画鑑賞が理想の姿です。

映画は1本だけ見て感動するものではない
いろんな映画をたくさん見ることで、初めて人生の羅針盤になる
映画の本当の価値は「1本の名作」ではなく、無数の作品との出会いの中にある
「好きな映画は?」と聞かれて即答できないのは、それだけ映画を深く見ている証拠!

あおい

ここでもう一度、人生に羅針盤になり得るような映画鑑賞の理想像を見ていきましょう

映画は1本だけ見て感動するものではない

確かに感動的な映画はたくさんあります。しかし、映画の真の魅力は1本の作品だけで完結するものではなく、多くの作品を観ることで深まるものです。

同じテーマを扱った映画でも、国や時代が異なれば描かれ方が違います。

ある映画を観て感動しても、その作品を別の視点から描いた映画を観れば、新たな気づきが生まれるかもしれません。

様々なジャンル、時代、国の作品を通じて、私たちの感性は磨かれていきます。

アシスタント

同じ映画で、改めて鑑賞して初めて感動することもありますね

いろんな映画をたくさん見ることで、初めて人生の羅針盤になる

人生の様々な岐路に立ったとき、私たちは無意識のうちに過去に見た映画のシーンや台詞を思い出します。

まざまな映画を観ることで価値観が広がり、人生における選択のヒントが得られます。

例えば、「挑戦する勇気」をある映画から教えてくれたとしましょう。

その勇気をどう活かせばいいのか?それを別の映画が教えてくれることもあります。

1本の映画がきっかけとなり、別の映画がその考えを深め、人生における羅針盤としての役割を果たします。

映画の本当の価値は「1本の名作」ではなく、無数の作品との出会いの中にある

「名作」と呼ばれる映画はたくさんありますが、その中から たった1本だけを選ぶ必要はありません。むしろ、映画の本当の価値は無数の作品と出会い、それぞれから何かを感じ取ること にあります。

ある映画が心に残るのは、それまでに観てきた映画の積み重ねがあるからです。異なるジャンル、異なる国の映画を観ることで、新しい感動や気づきが生まれます。

映画は一本で完結するものではなく、 いろんな作品の連鎖で、より深く響くものになるのです。

「好きな映画は?」と聞かれて即答できないのは、それだけ映画を深く見ている証拠!

映画を深く観ている人ほど、「好きな映画は?」という質問に即答できません。

一本に絞ることができないほど多くの映画を観て、それぞれに価値を見出しているからです。

映画を単なる娯楽ではなく、人生の一部として捉えている証拠です。その時の気分や人生のフェーズによって、「好きな映画」は変わっていくものなのです。

映画は単なる娯楽ではなく、人生の様々な局面で私たちに知恵と勇気を与えてくれる宝庫なのです。

  • 映画好きほど「1本を選べない」のは普通のこと。
  • 「好きな映画=自分を形作る1本」ではなく、無数の映画との出会いが人生の指針になる。
  • 「パッと答えられない=映画を深く観ている証拠」だと捉えよう。
あおい

映画は自分の価値観や人生観をつくる大切な要素なんですよ

好きな映画を聞かれたら? まとめ

この記事では、「好きな映画を聞かれたけど答えられない」という方に向けて、映画好きの人のために正しい回答方法をお伝えしました。

まとめるとこのようになります。

  • 「好きな映画は?」は、あなたの価値観を知るための質問
  • 答えられなくても問題なし!むしろ映画好きの証拠
  • 「最近観た映画」や「気分による」と答えるのがベスト
  • シチュエーションに応じた答え方を準備しておくと安心
  • 映画は1本ではなく、多くの作品を見ることで人生の指針になる!

もう「好きな映画は?」と聞かれても困らない!映画好きとして、堂々と自分なりの答えを持っておきましょう。

かんとくさん

ぼくが好きな映画を聞かれたら、こう答えるんだ!

あおい

ほうほう。なんて?

かんとくさん

『ミッション・インポッシブル』(答えるという遂行が不可能だ!)って答えるよ!

あおい

ちょっと無理がありますよ

会社ではこんなことで人間関係悪くなったりしないように気を遣いたいものです。

会社の飲み会とかに誘われたらこの記事を参考にどうぞ。

会社で怒られるのはイヤなものです。悩んでいる人。この記事を読んで勇気を出そう!

映画鑑賞で心を調節しましょう。家で映画を見るための記事はこちらです。

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