
今日も映画を見るぞ


いいですねえ
「映画が好きだけど、内容をすぐ忘れてしまう…」
「最後まで集中して観られない…」
「映画をもっと楽しみたいけど、どうしたらいい?」
そんな悩みを感じたことはありませんか?
映画の楽しみ方は人それぞれ。
ADHDの特性を理解し、自分に合った工夫をすることで、映画をもっと楽しく観られるようになります。
この記事では、こんなことがわかります。
- 映画の内容を忘れるのは普通のこと?記憶に残る映画の特徴
- ADHDでも映画を楽しむための環境の整え方
- 映画を通じて自分の特性や考え方を知る方方法
この記事を読むことで得られるあなたの今後は?
- 「映画の内容を覚えていなくても楽しめる!」と気楽に思える
- 自分に合った映画の見方を見つけて、最後まで楽しく観られるようになる
- 映画をただ観るだけでなく、自己理解のツールとして活用できる
ADHDだから?映画の内容は誰でも忘れるものです

映画の内容を忘れやすいかどうか、ADHDとかは何の関係もありません。
わたしはむしろADHD特性の人は凄い記憶力。という印象も持っていたのですが、これもすべてではありません。
- 映画の内容を忘れるのは、ADHDだからではなく「普通のこと」
- 記憶に残る映画と忘れやすい映画には違いがある
- 「忘れる」ことを気にしすぎず、自分なりの楽しみ方を見つけよう
映画の内容を忘れるのはADHDのせい?
映画を観た後に「どんな話だった?」と聞かれて、うまく答えられなかった経験はありませんか?
映画もそうですが、本を読んだ感想もそうですね。「すごくいい本でいた」「ためになりました」「で、どんなところがためになりましたか?」「えーと…..」
実はよくあることです。
ADHDの人は「自分は映画の内容を忘れやすいのでは?」と不安に思うことがあるかもしれません。
映画の内容を忘れるのはADHDの特性ではなく、誰にでも起こることです。
そもそも、人間の記憶には「短期記憶」と「長期記憶」があり、1回見ただけの映画は短期記憶にとどまることが多いです。
短期記憶に入った情報は、必要がなければ自然と消えてしまいます。
たとえば、「昨日の昼ご飯は覚えているけど、1週間前の昼ご飯は思い出せない」というのと同じです。
短期記憶は、「かける電話番号を今復唱して一時的に覚えたけど一度かけたら忘れちゃった」
というようなもの。
長期記憶は、「子供の時にずっと自転車に乗ったんだから今でも自転車に乗れますよ」
というようなものです。
映画の情報も同様に、繰り返し見たり、強く印象に残る体験をしないと、脳が「必要な情報」として記憶に残しにくいのです。
ADHDの人が忘れやすいと感じるのは、集中が続かず映画の情報を十分に処理できなかったり、別のことを考えてしまうからかもしれません。
しかし、これはどんな人にも起こることです。
つまり、映画の内容を忘れてしまうのは、人間の記憶の仕組みの問題です。
映画を忘れてしまう悩みはなぜ生まれる?
「映画の感想を聞かれると、うまく説明できない」 という悩みは多くの人が感じているものです。
「せっかく観たのに、ストーリーを説明できないなんて…」と感じることがあるかもしれません。
映画の楽しみ方は人それぞれといえばそれまでですが、すべての内容を細かく覚えている必要はありません。
また、「何度も同じ映画を見てしまうのはもったいない?」 と感じる人もいるかもしれません。
「一度観た映画を忘れるなら、新しい映画を観たほうがいいのでは?」と考えることもあるかもしれません。でも実は、何度も同じ映画を観ることには大きなメリットがあります。
- 1回目と2回目では、映画の見え方が変わる
- 前回気づかなかった伏線や演出に気づける
- 「なんとなくいい映画だった」という感覚が、より深まる
同じ映画を繰り返し観ることで発見できること、多いです。
映画を忘れやすい理由とは?
映画の内容を忘れやすいのには、いくつかの理由があります。
1. 記憶に残るには「繰り返し」が大切
記憶は、一度覚えただけでは定着しにくいものです。
学校の授業でも、テスト前に何度も復習することで知識が定着するのと同じように、映画も繰り返し観ることで、内容をしっかり覚えることができます。
「1回見て全部覚えられないのは普通」と思うことが大切です。
2. 情報量が多すぎる映画は記憶に残りにくい
映画には多くの情報が詰め込まれています。
キャラクターの名前、ストーリーの流れ、セリフ、映像の美しさ、音楽…。
これらを1回の視聴で全て記憶するのは、誰にとっても難しいことです。
特に複雑なストーリーや、伏線が多い映画は、一度観ただけではなかなか理解しきれません。
3. 感情を動かされる映画は覚えやすい
人は、感情が強く動いたときの記憶を残しやすいという特性があります。
たとえば、感動した映画や、衝撃的なシーンがある映画は、記憶に残りやすいのです。
逆に、何気なく流し見していた映画は、細かい部分を忘れやすくなります。
つまり、「映画を忘れやすい=映画をちゃんと観ていなかった」ではない。
内容を覚えていなくても、「楽しかった」「感動した」という感覚が残っていれば、それだけで十分なのです。
記憶に残りやすい映画と忘れやすい映画の違い
すべての映画が同じように記憶に残るわけではありません。
記憶に残りやすい映画と、忘れやすい映画には特徴があります。
1. 繰り返し説明がある映画は覚えやすい
たとえば、「名探偵コナン」のように、ストーリーの要点を何度も繰り返して説明する映画は記憶に残りやすいです。
ミステリー系の作品では、登場人物が「つまり、犯人は○○だったんだ!」と要点を整理してくれるため、記憶が定着しやすくなります。
また、子ども向けアニメやヒーロー映画なども、「今、何が起こっているのか」を分かりやすく説明してくれるため、覚えやすい傾向があります。
2. SFやファンタジー映画は設定が多く、忘れやすい
一方で、「スター・ウォーズ」や「ロード・オブ・ザ・リング」のような、設定が多くて複雑な映画は忘れやすいです。
登場人物の数が多かったり、専門用語が多かったりすると、1回の視聴では理解しきれないことが多くなります。
逆に、日常系のドラマや、シンプルなストーリーの映画は、現実の生活とリンクしやすく記憶に残りやすい傾向があります。
- 映画の内容を忘れるのは、ADHDだからではなく「普通のこと」
- 「感想が言えない」「同じ映画を何度も見てしまう」ことは、むしろ映画を楽しむメリットになる
- 記憶に残る映画と忘れやすい映画には違いがあり、繰り返し観ることでより深く楽しめる
ADHDでもとびっきり映画を楽しむ方法を教えます

このブログでは、人生を楽しく、有意義に過ごすための映画鑑賞の仕方を発信していますが、ここでは、忘れやすくても映画を楽しめるやり方をお知らせします。
- 映画を最後まで楽しむための工夫
- 映画の内容を記憶に残しやすくする方法
- 映画を集中して見るための環境作り
- ADHDの人でも楽しみやすい映画の見方
映画を最後まで楽しむためのコツ
「映画は好きだけど、最後まで集中できない…」と感じることはありませんか?
途中で気が散ってしまったり、他のことを考えてしまうのはよくあることです。
でも、ちょっとした工夫をするだけで、映画を最後まで楽しみやすくなります。
▶ 映画館での工夫
映画館では、周囲の動きや音が気になってしまうと、映画に集中しにくくなります。
特にADHDの人は環境の影響を受けやすいため、座る場所や事前準備を意識することです。
- 端の席を選ぶと気が散りにくい
- 通路側や中央の混雑した席よりも、端の席のほうが集中しやすいです。
- 周囲の人の動きが気にならず、自分のペースで座れます。
- トイレに行きたいとき、他の人に迷惑をかけずに移動しやすいのもメリット。
- 上映前に準備を整えておく
- 映画の途中で気が散る原因を減らすために、事前にトイレを済ませておくことが大切です。
- 飲み物やポップコーンを準備し、上映中に動かなくて済むようにしましょう。
- 映画の予告を観ながら、「これから映画を楽しむぞ!」と気持ちを切り替えるのも効果的です。
▶ 自宅での工夫
自宅で映画を観る場合は、集中しやすい環境を作ること がポイントになります。
- スマホの通知を切る・画面を裏返しておく
- 途中でスマホをチェックしてしまうと、集中が一気に途切れてしまう ことがあります。
- 「おやすみモード」に設定したり、画面を裏返して置くと、無意識に触ってしまうのを防げます。
- 部屋を暗くして映画館のような環境を作る
- 照明を少し暗くすると、画面に意識を集中しやすくなります。
- カーテンを閉めて、できるだけ外の光を遮るとより没入感が増します。
- 長い映画が苦手なら、短めの映画やドラマ1話分から始める
- 2時間の映画が長すぎると感じるなら、60〜90分の映画や、ドラマの1話を観るのもOK
- 自分の集中力に合わせて、少しずつ映画に慣れていくのがおすすめです。
映画好きな人は「やっぱり映画館の大スクリーンで見なきゃ!」という人は多いですよね。映画館か自宅か、あるある議論の一つですが、こちらで解説しています。
映画の内容を忘れないための工夫
「映画を見たのに、すぐに内容を忘れてしまう…」と悩んでいませんか?
映画をより楽しむために、記憶に残りやすくする工夫を取り入れてみましょう!
▶ メモを取りながら見る(簡単なキーワードでOK)
「メモを取る」といっても、ノートに細かく書く必要はありません。
スマホのメモアプリや紙に、「気になったセリフ」「印象に残ったシーン」だけを書き留めるだけでOK。
例えば、
- 「このセリフ、すごく共感できた!」
- 「このシーンの映像がきれいだった!」
- 「主人公の最後の決断が印象的だった!」
といった短いメモを残すことで、後から思い出しやすくなります。
▶ 繰り返し見ることで記憶を定着させる
「1回見ただけでは覚えられなくても大丈夫!」
むしろ、2回目や3回目で新たな発見があるのが映画の醍醐味です。
- 1回目 → ストーリーを追うのに必死で、細かい部分を見落としがち。
- 2回目 → 前回気づかなかった伏線や演出を発見!
- 3回目 → 登場人物のセリフや表情の変化まで楽しめる!
「あれ?このシーン前にも見た気がする」と感じることが、記憶強化のポイントです。
▶ 映画を見た後に誰かと話すと記憶に残る
映画を見た後に、家族や友達に「今日観た映画、どんな話だった?」と話すだけで、記憶が整理されやすくなります。
SNSやブログに簡単な感想を書くのも効果的。
「どこが面白かった?」と考えることで、より映画を深く楽しめるようになります。
映画を楽しむ「環境」を整える方法
映画をより楽しむためには、環境を整えることも大切です。
▶ 映画館での環境作り
- イヤホン型耳栓を使うと、周りの音が気にならない
- 周囲の話し声や、ポップコーンを食べる音が気になる場合は、ノイズキャンセリングのイヤープラグを活用するのもおすすめ!
- できるだけ静かな時間帯・混雑していない上映回を選ぶ
- 昼間の時間帯や平日の映画館は、比較的空いていて静かに観られます。
▶ 自宅での映画視聴を快適にするコツ
- スマホの通知をオフにする(つい見てしまうのを防ぐ)
- ヘッドホンやスピーカーを使うと、映画の世界に入りやすい
- ソファやクッションを使ってリラックスした状態で見る
ADHDの人に向いている映画の見方
「どんな映画を選ぶか?」によって、楽しみやすさが変わります。ADHDの人が映画を楽しむために、自分に合ったスタイルを見つけてみましょう。
▶ 短めの映画やテンポのいい作品を選ぶ
- 映画の長さが苦手なら、短い映画を選んでみる
- 例:ディズニー映画(90分前後)、Netflixの短編映画、ドキュメンタリー作品
- テンポが速い映画のほうが、飽きにくくて楽しめる
- 例:アクション映画、ミュージカル映画、コメディ映画
自分に合った映画はそれぞれですが、一番自分に合った作品を見つけるのに適した方法をこちらで解説しています。
▶ 吹き替えと字幕、どちらが向いている?
- 字幕だと読むのに集中しすぎて映像が入ってこない… という人は吹き替えがおすすめ!
- 逆に、吹き替えだと違和感がある… と感じるなら、字幕のほうが楽しめる!
- 「自分に合った方法を選ぶのが大切!」
字幕と吹替の選択は映画好きにとってはあるあるの議論ですが、本を読むなら字幕をおすすめします。
昔でいうラジオ小説や、オーディオアプリで小説を耳で聞くのがいいという人は吹替がいいです。
こちらの記事で解説しています。
ADHD特性は映画の中で感性を磨いていこう

映画を見て感じた、自分の感性を大切にしましょう。
- 映画は「全部覚えなくてもOK!」感じたことが残れば楽しめている証拠
- 「どんな映画が好きか?」を意識することで、自分の特性に気づける
- 映画を自己理解のツールとして活用すれば、人生をもっと楽しめる
映画を通じて気づく、自分に合った楽しみ方
「映画を楽しみたいけど、なぜか集中できない…」と感じることはありませんか?
もしかすると、それは映画の内容がつまらないからではなく、映画の見方が自分に合っていないだけかもしれません。
映画の楽しみ方は人それぞれ違います。
「自分はどんな楽しみ方が好きなのか?」を知ることで、もっと映画が面白くなる!
▶ 記憶に残すことより「どんな気持ちになったか」が大事
映画を見た後、「ストーリーは思い出せないけど、すごく感動した!」と思うことはありませんか?
それこそが、映画を楽しんだ証拠です。
映画は「情報」ではなく「体験」です。
全部を覚えている必要はなく、「映画を観てどう感じたか?」が大切 なのです。
例えば、
- 「この映画の雰囲気がすごく好きだった」
- 「あのシーンで泣いた」
- 「音楽が素敵で印象に残った」
といった気持ちが残っていれば、それで十分。
映画の「感動」や「印象」にフォーカスすることで、もっとリラックスして楽しめるようになります。
▶ 映画のストーリーより「印象的なシーン」を楽しむ
映画のストーリーを完璧に覚えなくても、心に残るシーンが1つでもあればOK。
例えば
- 「主人公の最後のセリフが忘れられない」
- 「映像の色合いが美しくて心に残った」
- 「あるキャラクターの表情がリアルで感情移入した」
こうしたポイントを大切にすると、映画をもっと気楽に楽しめるようになります。
自分が「どんなシーンに心を動かされるのか?」を意識すると、より映画の世界を深く味わえます。
映画を見ながら自分の特性を発見しよう
映画を観るとき、どんなポイントが気になりますか?
「なぜこのシーンが好きなのか?」を考えることで、自分の特性や好みが見えてくることがあります。
映画の好みや感じ方は人それぞれ。
その違いこそが「自分らしさ」なのです!
▶ 例えば、こんな発見があるかも?
- テンポの速い映画が好き → 動きが多いものに集中しやすいタイプ
- ストーリーより映像美が気になる → 視覚的な情報を重視する傾向
- 登場人物のセリフが心に残る → 言葉の響きや感情に敏感なタイプ
例えば、ADHDの人は情報量が多い映画を一度に理解するのが難しいこともあります。
そのため、映像美や音楽など、感覚的な部分に意識が向きやすいという特徴があるかもしれません。
また、テンポが速い映画のほうが飽きずに観られる人もいれば、じっくり考えさせられる映画のほうが面白く感じる人もいるでしょう。
「映画の見方=自分の個性」と考えると、映画を観るたびに「自分の好きなもの」「自分に合ったもの」を発見できるようになります。
👉 「映画の好みを知ることで、自分自身の特性を発見できる!」
映画をただの娯楽ではなく、自己理解のヒントにする
映画は単なる娯楽ではなく、自分を知るためのヒントになることもあります。
「なぜこの映画が好きなのか?」「なぜこのキャラクターに共感するのか?」を考えてみると、自分の価値観や考え方が見えてくることがあります。
▶ 映画を見た後に振り返ると、新しい発見がある
映画を観終わった後に、「この映画のどこが良かった?」と考えてみるだけで、自己理解が深まります。
例えば、
- 「この映画、なんでこんなに印象に残ったんだろう?」
- 「似たようなジャンルばかり見てるかも?自分はこういうのが好きなんだ!」
- 「登場人物の言葉が刺さった…自分もこういう考え方を持ってるのかも?」
こうした気づきを積み重ねていくと、「自分がどんなものに興味を持ちやすいのか?」が分かるようになります。
「感動系の映画を観ると心が落ち着く」「コメディ映画を見ると気分が上がる」など、自分の気持ちの動きが分かると、気分転換にも活用できるようになります。
👉 「映画はただの娯楽じゃない!自分のことを知るヒントが詰まっている!」
👉 「ADHDの特性を活かして、自分なりの映画の楽しみ方を見つけよう!」
ADHDと映画の相性は? まとめ

この記事では、ADHDの人でも映画はいくらでも集中することは可能だし、普通の人と何ら変わりないものを味わうことができるということをお伝えしました。
映画は人生の羅針盤となります。
見方はいろいろあるでしょうが、何度もいろんな映画を見ていくうちにだんだんと人生に必要なマインドを自然に得られていきます。
皆さんもっと気楽に映画を見ていきましょう。どこかで印象に残るシーンが大抵はあるはずです。その各自で感じたスピリチュアルを見つけ、心を整えていくこと。これが一番正しい映画鑑賞のやり方です。
おすすめの映画はここから選ぶといいでしょう。
