今日も映画を見るぞ
いいですねえ
といいたいんですが、最近しんどいんですよねえ
おや?今日は珍しいですねえ。いつもとテンションがちがうようですが、どうかされましたか?
最近、じっと映画を見る集中力が続かずに、しんどいんですよ
あらら・・・
画面の前に2時間も耐えられない。集中力が長時間も続かない。映画を見るのがしんどい。
もしくは、昔は映画なんて見まくっていたのに最近は一本の映画を見るのもしんどいという方が多いようです。
この記事では、映画を見るのがしんどいという人のための解決法をお知らせします。
その理由ですが、映画に対しての概念を間違えている可能性があります。そこをちょっとした考え方の改善と映画の視聴法を実践してもらえれば、しんどい思いとはおさらばで、楽しい映画鑑賞ができるので、その方法を解説します。
この記事ではこんなことがわかります。
- 映画を一気に見るしんどさから解放され、リラックスできるための方法をお伝えします。
- デバイスの選択肢に囚われず、自分にとって最適な方法で楽しむ方法をお伝えします。
- 映画から得られる満足感と楽しさが増す考え方をお伝えします。
- 短時間でも映画の楽しみを見つけ、生活に無理なく取り入れるための方法をお伝えします。
映画を楽しむための動画配信サービスをまとめた記事はこちら
映画を見るのがしんどいと感じるときの対処法
一回で全部見なくてもいいんです
結論ですが、一度で全部見なきゃいけないことはありません。
まず、最初から2時間の映画があったとします。すると2時間観なきゃいけないんだと思うでしょう。
これって当たり前だと思いますか?
大抵の人は当たり前のことと感じるでしょう。
しかしここから先は、この概念を捨てましょう。
簡単に考えると、全部見なくても、しんどかったら途中で切り上げてもいいんじゃない?
というのが結論です。
昔、小さい頃ですがテレビで日中よく海外の映画の放送やドラマ放送やっていました。(今でもテレ東はよく映画やっていますが)わたしの家には両親の他に爺さん婆さんがいたのですが、爺さんがよくソファーに寝ながら、ポチっとテレビをつけて、途中からでも何のためらいもなく映画を見ていたので、わたしもいっしょに見たりしていました。途中から見たって面白いものは面白いし、ずっと見入ってさらにそのシーンがずっと記憶に残っていたりしたものです。
現代は動画配信が整備されているので最初から何のためらいもなく見れますし、途中から見るってあまり考えないでしょう。逆にこれが当たり前になった故に、家でも映画は最初から最後まで見て当たり前という概念が育っていったのでしょう。
家で見れるメリットがあるなら、映画は分けて見てもいいんです。つまらなかったらそこでぽちっと止めてもいいんです。
ちなみにインドでの映画館は、普通に途中休憩があります。別にインターミッションがあるわけでもないのに、途中で止めてトイレ休憩を促します。
日本だと、映画は見始めたら終わりまでノンストップでなければいけないという固定概念が強すぎるゆえに、それがかえってあなた自身を苦しめているのです。
CSの「ムービープラス」では、中間で途中にCM挟んでいるけど、あれはあれでいいものですねぇ
最初から、最後までのことを考えるのは一旦置いといて、まずは面白そうな映画だから見てみよう、たまたまポチっとテレビつけたら面白くてついついずっと見てしまったという感覚を大切にしてみましょう。
とりあえず見てみれば?という考え方
ではどうするのかというと、一度で全部見ようと思う必要はないのです。2時間映画があったとします。であれば、30分ずつ4日かけて見たっていいのです。
30分ずつ見ると軽減されますよね?
いや、それすらも厳しいんです!
はい。ではそれでも厳しいのであれば、10分だけ真剣に見てみましょう。物語の本編が始まったら、そこから10分だけ見て、それでハイ終わり!これだと軽減されますよね?
いや、それでもしんどいんです!
はい。ではそれでも厳しいのなら、究極ですが、ワンシーンだけ見てみましょう。そのワンシーンだけなるべく焼き付けるようにしましょう。
そしてまた気になったらその続きを見てみましょう。
そのうち「なかなか面白いシーンだな?」という場面に出会ったら、ついつい見続けてしまうでしょう。上手くいけば最後まで見てしまいます。
そううまくはいかないのでは?と思う節があるかもしれませんが、この繰り返しで知らず知らずのうちに映画にハマる人も少なくありません。
とにかく体力的にきついと思ったらそこで思い切って止めてしまうのが効果的なのです。
無理にストーリーを追う事はしない
映画は基本的に、ストーリーを追うものではないと考えています。もしそのように考えているのであれば、ストレスがたまっていきます。
こちらの記事に詳しく解説しているので興味のある方はどうぞ。
ストーリーはいい映画の為のプロセスの一つとしては大切な要素には違いないのですが、まずは動く絵にもっと感動するということを身に付けるとより楽しくなります。
慣れれば、他愛のない食事中の会話一つのシーンだけでも感動できます。そこに自分がいたらどう思うかという事に身を置いて、今何が起きているのかを考えてみてください。
そういったことを頭で習性として溶け込んでいくだけで見方が変わります。
長い映画見れないからという理由でショートフィルムに走るのはNG
ショートフィルム、短編映画のことですが、実はここ最近需要が高まってきているようです。
20分以内のショートフィルムの配信サービスで「SAMANSA」というのが2022年からアプリ配信が始まったのですが想像以上に登録者数が増えています。
ショートフィルムについてはビジネス上で必要不可欠の場合があります。詳しくは割愛しますが、ディズニー作品では追随する短編が作られているし、日本でも映画製作者の登竜門的理由で駆け出しの監督が短編で製作に取り組むといういろいろな理由があります。本来の目的は若手の登竜門として製作しやすい、もしくは催しものとか啓蒙用などのイベントに使うために製作されたという目的も多いです。最近は動画配信サイト用として、YouTubeやTik Tok用としての製作というケースもありますね。
確かに世界的にも短編映画を対象にした賞も設けられているので、映画としては一定の地位は確立されていますし、忙しい時に見やすいのはまかり通っています。
※あくまでも、短編映画をこき下ろす意味ではありません。
ここでの記事の目的になりますが、短編映画は短いから最後まで見れるという話しは、理屈では間違ってはいませんが映画を見るのがしんどいということへの解決にはならないということです。
概念として「最後まで見終える」のが当たり前という潜在意識があるのでしょう。
記憶に残る、人生の糧にしてもらうような映画鑑賞から考えると、短編だけで満足できるものではありません。
サッカーの試合で、例えばFIFAが、「長いと今の人は飽きるから、今度は45分ハーフではなく、前半後半ナシの10で終わる設定で試合しよう!そうすればみんな見るだろう」と言い出したらどうですか?
テレビ中継も15分で済む、サッカーも10分で終わる、物足りなく感じませんか?仕事早く終えて家に帰ってサッカー見るぞ!って思いますか?
映画は2時間あるから見るぞというのは、2時間は現実の嫌なことを忘れられますよ。という意味合いもあるのです。
3時間以上の長い映画は名作映画が多いですよ
長い映画については、ちゃんと鑑賞するといつまでも記憶に残るものになりやすいです。
だぜだるくなってしまうのか
最初からラストの先を見ている
まず一言、みんなマジメに考え過ぎています。
たぶん2時間映画だと、2時間は拘束されるという事をまず考えるのではないでしょうか?そしてさらに、その間はじっとしていなきゃいけないと考えるでしょう。
確かにそれ考えると窮屈になるでしょうね。
逆に考えれば、2時間は現実の嫌なことを忘れる時間をあげますよ!という意味でもあるのです。
確かに映画は集中力を鍛えるいい効果を発揮するという論文もいくつもあるし映画ファンはそのように感じているのでいいことはあります。
映画を見る時間だけはいやなことを忘れられますよ
しかし最初に話しましたが、しんどかったらしんどくないところまで映画を見てみるのも大切な「楽しい映画鑑賞術」の一つなのです。
そして残りを翌日に鑑賞したっていいのです。そのうち、面白いシーンがあると結局最後まで見てしまうケースが出てきます。
家では途中で止められますし、活用していきましょう。
映画の時間は縛られた時間なのか、それとも現実逃避できる時間なのか、あなたの心がけ次第です。
無理に映画館に行く必要はない
映画は映画館で見るものだ!という固定概念がある人もたくさんいます。
映画館はメリットがあります。最大のメリットは「何もできなくなる」ことだと思います。つまりは、他のこと考えずに映画に集中して見られる環境ができるのです。
「いや、映画館ってむしろ集中できないんですけど」と感じる人もいるでしょう。わたしもそう感じています。いろんな人がいます。混んでいたりするとマナーの問題などで、他人に気をつかったり他人の仕草が気になったりって。よくある事です。
自宅での鑑賞でも、考え方次第では集中できます。
なんならわたしはパニック障害があったので映画館は好きではありませんでした。特に大勢の人がシーンとしている環境がどうにも耐えられなかったのです。
映画は自宅でも十分楽しめます。さらに大きなスクリーンで集中するぞ!という場合は心置きなく映画館を利用してください。
自宅と映画館についてはこちらで詳しく解説しているので興味のある方はどうぞ。
YouTubeと何が違うのか
YouTubeの動画だと何の問題もなく見れるけど映画はしんどい。という方もたくさんいます。
ポイントは2つあって、
見るための敷居が低い。
YouTubeは刺激物(ドーパミン)の要素が多い。
が大きな原因です。
YouTubeでも、割といろいろあって最近はショート動画が席巻している様です。YouTubeでもショート動画しか見られないという人も多く聞かれるようになりました。
最近は映画も配信サービスでアプリで簡単に見れる様にはなっているもの、YouTubeは敷居が低いし、刺激物が多いですよね。
電車に乗っていると、YouTubeのショート動画を巡回している人を多く見かけます。
じつはわたしもやったことがあります。あれってずっとやってしまうのです。YouTubeは興味のあるものと関連するものを分析して次はこれ!と出してくるのでつい開いてしまうんですね。
刺激物だからです。完全にスマホ依存、ゲーム依存と同じ状態です。そしてそれは純粋に、
単なる「時間の無駄」となってしまうわけです。
夢中になって依存になる状態はよくありませんね
映画の大きな利点は、記憶に残ることだと思っています
この辺はこの記事で詳しく解説しているので興味のある方はどうぞ。
早送りでの視聴はかえってストレスを生みます
早送り視聴に関してはこちらで詳しく記事にしていますので興味のある方はどうぞ。
早送り視聴は最近話題になりました。タイムパフォーマンスとして奨励されていることもあるようです。実際に早送り視聴をした方がいいという人もいます。
2時間映画で2倍速で見れば1時間で見終えることができます。時間の節約ですね。
これは完全に間違えた発想です。
映画はどんな形式で視聴するのは自由ですし、その人の生活スタイルに合ったやり方で形も変えていくのでしょう。しかし、早送り視聴は、あなたの人生の冒険やワクワクする感覚、心を調整してくれる映画視聴には程遠く、ストレスだけが溜まっていくことになるでしょう。
確かにストーリーの全容はわかるでしょう。しかしストーリーがわかったところで、それ以上の感動と記憶を残すのは難しいでしょう。
そんなことするなら、もはや見ない方がいいのです。もしくはネタバレサイトを読んでおけば余程時間の短縮になります。
集中力って2時間ももつのか
集中力についてもう一度簡単に考えてみよう
集中力も映画の要素として挙げられます。集中力について簡単に考えてみましょう。
裏を返せば、難しく考えないようにしましょう。ということです。
基本的に、そもそも人間は気が散るのは自然な事です。概念と考え方を変えましょう。
2時間映画について、2時間も拘束されるのはしんどい。と、2時間も現実から忘れられる時間ができるのは楽しみ。と、どちらを選びますか?
ここで、映画館は一定の効果を発揮します。考え方ひとつで、上映が始まった瞬間に現実から忘れる空間を手に入れることができます。という発想一つで大きく変わります。
とはいえ、しんどいと感じたらそこでいったんストップしたって構わないのです。映画館にいたら、もうそこで退席してしまえばいいのです。(もちろん他人に気をつかって頭を下げながら、静かにしながらというマナーを守ってという意味ですよ)
これもまた、日本人は抵抗のある人が多いようです。途中で気になったら数か月後の配信をチェックすれば問題ないのです。
集中力という概念など忘れて、いつの間にか見入っていたという状態が理想です。
HSPについて
HSPとは(Highly Sensitive Personハイリーセンシティブパーソン)の略で、非常に敏感な特性を持っている人のことです。感覚の刺激や感情への反応が他の人より強く感情移入してしまうんです。
まずはじめに、この特性を持っている方でここまで読み進めてくれた方、そしてこれに該当する人に対して一言ですが、まず敬意を示したいと思います。
そんな特性を持ちながら映画を好きでいてくれている人です。
HSP気質の人でも、映画は好きなんですけどって素晴らしいじゃないですか。映画の魅力を私がどう言わずとも十分理解しているのでしょう。
わたしはどんな映画でも、というか感動シーンでツボってもあまり泣くことはないです。但し、個人的に動物映画は好きなので動物系で泣くことはありますが。
こんなわたしからですがとっておきのアドバイスを送りましょう。
それはやっぱり、一度固定概念を捨ててみることです。これに勝るものはありません。
日本映画で少し描写がグロい、どうしよう。
では配信サービスを使って、音を消してあえて日本語字幕のみで鑑賞してみてください。
トラウマ実体験と同じシーンが出てきて悲しい。どうしよう。
映画のトラウマは考え方で好機をもたらします。いったんは閉じてもいいです。ただ、その時周りはどういう演出をしたのか、頭で考えていきましょう。実は考えることで心が落ち着きます。くれぐれも無理はしないようにしてください。
そしてできれば、日本映画より実生活にあまり縁がない国の海外映画を見るのがおススメです。また、できれば昔のサイレント映画もおススメしたいですね。
対応の違いとか考え方の違いなどで意外な発見があるからです。
映画の内容って関係あるのか
トラウマって確かに大きな要素で無理にこじ開ける必要はないとは思います。
好きな映画ジャンルやソフトなものを見ようと捉える人も見かけますが、わたしは基本的に映画ジャンルで好きな物だけに絞ってしまうのはおススメしません。
なぜなら、人生っていろんな要素があって、人生生きて行けば岐路って必ずあるからです。それはどんなに面倒ではない道を進んでも必ず大事な選択をしなければいけない場面はやってきます。
就職、仕事を変える、引っ越し、結婚、いずれも大切な決断です。これ、どんな人も逃れることはできないのです。
映画ですが、ミュージカル、コメディ、ホームドラマ、SF、西部劇、ドキュメンタリー、ホラー、戦争、アニメ、あらゆるもので心を鍛えていけば、数ある映画で相対的に最善のヒントが用意されていて、相対的に海外映画では決まったような発想になっていくことが多いんです。
普段縁のない海外の映画の鑑賞はおススメです。意外な発見が多くあり、人生のヒントがつまっていることが多いからです。
断わっておきますが、決してグロシーンを目を見開いてちゃんと見てと言っているわけではありません。
ジャンルを自分から狭めるのは損をします。バランスよくいろんなものを見ていくのをおススメします。
画面の大きさはストレスに関係します
人は目を見開いた時、視野は180度以上はあると言われています。そうすると、やはり大きいスクリーンのほうがストレスは軽減されるんです。
画面の大きさもストレスに関係あるという論文もあり、大きなスクリーンに越したことはないでしょう。
とはいうものの、実生活で一般の人がそう何でもかんでもできるわけではありません。家でホームシアターは別次元の世界に運びますがそう簡単には出来ませんよね?
わたしもいろんな画面で見てきて、スマホで映画を見て感動したことだって何度もあります。
ただ、家ではやっぱり大きいテレビのほうが好ましいです。最近はテレビ近づけて視聴するのは良くはないものの、現代の液晶テレビは昔よりも多少近くで見ることも可能になりました。テレビの場合はあまり離れた位置でない場所で視聴するのが好ましいです。
テレビ持っていない人は仕方ありませんが、そうでなければ家だとテレビの方がいいでしょう。
とはいえ出先や電車でスマホで映画見るという人もいるでしょう。
ただし、長時間視聴は目の疲れなどに注意してください。
まとめ
この記事では、映画を長時間じっと見るのが耐えられない時の対処法についてお伝えしました。
まとめてみましょう。
- 映画を一度に全部見るとか難しいこと考えずに、途中で止めたっていいんですよ。
- 長時間の映画は、短く分けて視聴したっていいんですよ。
- ショートフィルムへの転向は根本的な解決策ではありません。
- 映画はストーリーを追うことに固執せず、映像自体を楽しむことが重要ですよ。
- 映画の鑑賞は視聴者の気持ちや心構えによって、変わることができます。
- YouTubeとの違いとして、映画はより記憶に残りやすく、深い感動を提供するでしょう。
最近は映画で2時間はしんどいという声をよく聞かれます。それは映画どうこうではなく、忙しさに追われて音質を見失っているケースも散見されます。この記事で充実した映画ライフを楽しむための参考にしてください。
映画は同じ長時間でも、起承転結がはっきりしているから体のリズムがとりやすいという映画特有の利点があるんですよ
楽しい映画選びの基本はこれ。『死ぬまでに観たい映画1001本』一覧の記事です。