【1＋1＝2？】ディズニープラスとHuluのセットプランを検証します

2023年7月にスタートしたDisney+（ディズニープラス）とhuluのセットプラン。

その名の通り、ディズニープラスとHuluの両方がセットになったプランで、二つの動画配信サービスをお得に利用できます。結論ですが、ディズニープラスとHuluのセットプランは、おススメしたい動画配信サービスの一つです。

（なお、Huluとディズニープラスのサービスやアプリが統合されたわけではありません。）

この記事ではディズニープラスとHuluの二つの映画配信についての特徴をまとめています。

ディズニープラスとHuluをそれぞれ検証します

ディズニープラスとHuluそれぞれの料金

まず、それぞれの料金と概略を簡単にどうぞ。

サービス名	ディズニープラス
月額料金（税込）	スタンダード：990円（9,900円/年）※ プレミアム：1,320円（13,200円/年）
無料期間	なし
内容	ディズニー、ピクサー、マーベル、スター・ウォーズ、ナショナル ジオグラフィック、スターの作品が見放題で楽しめる

ディズニープラスは、ディズニーが提供する動画配信サービスです。

サービス名	Hulu	Huluストア
月額料金（税込）	1,026円	なし
追加課金	なし	あり
無料期間	なし	なし
内容	映画、ドラマ、アニメなどの 配信中の作品視聴ができる。	作品単位の課金で、 最新の映画などが視聴できる。

Huluは、多種多様なジャンルの映画やドラマ、アニメなどを楽しむことができる動画配信サービスです。
利用料金は、初回登録から2週間は無料で体験が可能で、その後は月額1,026円（税込）となります。

さらにHuluでは、「Huluストア」という、作品単位の課金で最新の映画などを視聴することができるサービスも用意されています。

では、それぞれの特徴を深掘りしていきましょう。

ディズニープラスの映画本数や使い勝手を検証

ディズニープラス、充実しているという声があります。

8月4日✨️日曜日ですね🍀
ディズニープラスのおかげで、家にいる時間がすごく充実してる✨️夏休み特別課金して良かった💸涼しい部屋で映画鑑賞最高︎👍🏻 ̖́-私はインドアだからずっとこれでいいんだけどなぁ、、明日はまたプールの予定☀️
#AIart #朝活の日 pic.twitter.com/vOxPC2IRWJ

— まるこ🍀ブログ×楽天ROOM (@mogmog9170) August 3, 2024

はぁ、良い映画を観た。
良い気持ちになれる映画

ディズニープラスはほんと元が取れるなぁ😂#アイスエイジ　#ディズニープラス

— 末松明葉 あきリンリン₍ ᐢ. ̫ .ᐢ ₎ (@disneyfluteaki) August 4, 2024

映画の本数を見比べてみる

これはFilmarks（フィルマークス）からのデータを参考にしたものです。目安としてご覧ください。

さて、ここからわかることは、ディズニープラスについては上位では８位となります。絶対数を見る限りは、多いわけではありません。しかし、ディズニープラスの特徴は次のことです。

ディズニーはここでしか見放題では見られないものばかり

ディズニー系が軒並み、オリジナルでここしか見られない作品が多くあります。映画好きな人はチェックしたい作品がたくさんあります。

ディズニー、ピクサー、マーベル、スター・ウォーズ、ナショナルジオグラフィック、スターの作品が見放題で見られるのです。

参考までにこちらも。

逆に言うと、他所で見るのであればほぼすべてがレンタルでの代金がかかるようになっています。完全に、ここじゃないと見放題で見れないように仕掛けがされているようですね。

実はTSUTAYAでも、ディズニーのレンタルが廃止されています。2022年くらいからですね。それまでは何の問題もなく、TSUTAYAレンタルに関しては無敵状態であったのですが、ディズニー作品に関してはDVDレンタルも廃止されています。

WOWOWにしても、以前は最新ディズニー作品は一番早く放送されたりしほぼ全部見られたのですが、今は全く見ることはできません。そのせいで一時期は中身がスッカスカになって過渡期を迎えていました。その後配信やパナマウント作品を見放題で見れるようにしたりと試行錯誤しながらでも映画作品の品質が保たれています。

なぜレンタルまで見れなくなっているの？　勘のいい人はそろそろわかりますよね。

すべてディズニー側の戦略なのです。

よって、ディズニープラスは映画好きにはなくてはならないVODになりつつあります。こうして考えると、各制作会社の権利の取り合いみたいな状況が起きているんですね。

TSUTAYAまで見れなくするのは個人的にはやや複雑ですが、仕方ありません。

ということで、ここでしか見られない作品をうまくディズニーはブランド化して集約しています。

操作性はどうなのか

字幕モードの大きさや色など、各自で調節できます。海外発はこういうのはかなり進化しています。また、いろんな言語が用意されていて語学学習に使いたい人は便利です。

テレビ、PC、スマホどれも問題なくサクサク使えます。というか、今はどこもここはそんなに差別化はないのかもしれません。

Huluの映画本数や使い勝手を検証

映画の配信本数はどのくらいなのでしょう

Huluはもともとアメリカで生まれたサービスですが、2014年に日本テレビがhulu.jpから買収したことで、TVCMや広告などの効果もあり、日本テレビ系のストリーミングサービスとして知られています。

Huluを見ていきましょう。上記のディズニープラスで表示されていた「映画配信の本数」の表をご覧ください。

Huluは映画は割と多く配信されています。

ただし洋画はここでしか見れないものは少なく、正直U-NEXTがあれば事足りるケースがほとんどです。

邦画に関しては本数も多く、洋画に比べればここでだけ見られる作品が数多く出てきます。とはいっても、映画好きの人にはU-NEXTがあれば、Huluがないと困るというものがどれだけあるかと言われれば微妙です。

ただまったくないというわけではなく、Huluの独占配信の映画もあります。見たら30作品くらいでしたが、この辺は今後スタッフがどう考えるかで変化していくかもしれません。

なお、日テレ系だからジブリ作品はここで見れるのかな？という疑問を持った人いるかもですが、残念ながらスタジオジブリはありません。煽る割にはこの防波堤は厳しいようですね。

ドラマは豊富なのですが

Huluはドラマが多く、充実しています。

最新の人気ドラマはそろっているので、そちらをベースに考えたいのであれば貴重なVODとなります。海外のドラマも、Huluが独占放送もけっこうあります。

申し訳ありませんが、ドラマに関しては海外では人気の度合いがどの程度の物かはわたしもよくわからないので説明は省きますが、ドラマに力を入れているVODであることが伺えます。

ましては日テレ系のドラマはここでしか見られないものばかりであるようです。日テレ系の作品はバラエティやドキュメントなどの見逃しも強く、むしろ需要はそちらのほうなのでしょうね。

ライブ放送はけっこうあります

ただ面白いのは、Hulu専用チャンネルがあって、AMEBAみたいにリアルタイムで放送されているチャンネルがいくつか存在します。ライブTVというのがあって海外ニュースや日テレニュースがあります。これは面白いですね。CSチャンネルと同じものが多いですが、Huluのチャンネルもあって、ここはわりと興味がひかれるかもしれません。

個人的にこの中で気になったのは、「TV5MONDE」のチャンネルです。これはフランスで放送されている国際テレビチャンネルなのですが、以前わたしはJ：COMに加入していた際、ここで契約していたことがあります。その中で不定期で映画（もちろんフランス映画です）をやっているのですが、ここで放送される映画が意外にも眉唾物で、日本で公開されていないような作品の放送をやるときがあって、かなり録画して見ていた記憶があります。

あと、見放題がすべてというわけではなく、実はレンタルや購入にて視聴可能というのもあります。ただ、別枠表示でしっかり区別している方針のようで、紛らわしいことはないので安心してください。

1＋1＝2になるのか検証（統合することによって消されるところはある？）

なんてことはない感じでタイトルを作ってしまいました。

いやこういう統合関係って、結局そのまま合体されるってことはなくなんだかんだでカットされるものってあるじゃないですか？

しかしご安心ください。結論ですが、いまのところそのようなものは見当たりませんでした。Huluで見ていたものすべて、ディズニープラスで見ていたものすべてがそのまま見ることはできます。

ディズニーのファンには『スター・ウォーズ』や『マーベル』シリーズなどの大人気作品があり、ファミリー向けには『ピクサー』映画やクラシックなディズニーアニメが揃っています。一方、Huluは多彩なテレビドラマやオリジナルシリーズ、最新の映画を提供しています。このセットプランにより、幅広いジャンルの作品を楽しむことができます。

なんかこの二つってなんかあまり似ているVODとは思えないのでこういう疑問持ちませんでした？

わたしは疑問でした。全然タイプが違うVODでしたから。

裏を返せば、そんなタイプの違うものが月額1490円の金額で体験できるのは、ある意味貴重ではないでしょうか。

ディズニープラスとHuluのセットプランの料金と考え方

どちらもまだで検討している人はおススメ

結論から言うと、映画好きにとってはセットプランは悪くありません。実際にディズニープラスとHuluのいいとこどりも期待できますし、これで十分映画ライフを楽しむことはできます。

口コミでも、総じて評価はいいようです。

huluとディズニープラスのセットプランなんてのあるね。ネトフリは休止で盆休みはこれでいこう。じゃけん将軍と七夕の国をみましょうねぇ

— ナンカン (@NanKangP) July 28, 2024

完全に趣味のお話ですが、
推しの子一期はディズニープラスでも配信してたのに今期は配信されないっぽい…？

Huluのセットプランに加入しておいて良かったと思う今日この頃😌

— Dante🐶の召使 (@a_a3dandan) July 11, 2024

そういうわけで、現在ディズニープラスにもHuluにも加入していない人にはありがたいお話しで、すぐに加入しても何ら問題はないでしょう。

料金もこんな感じです。

プラン名	月額料金	年額料金
ディズニープラス スタンダードプラン	990円	9,900円
ディズニープラス プレミアムプラン	1,320円	13,200円
Hulu	1,026円	N/A
Hulu | Disney+ スタンダード セットプラン	1,490円	N/A
Hulu | Disney+ プレミアム セットプラン	1,740円	N/A

「Hulu | Disney+ セットプラン」の料金は、

「Hulu | Disney+スタンダード セットプラン」の料金が月額1,490円で、

「Hulu | Disney+プレミアム セットプラン」の料金が月額1,740円となります。

Huluのみ加入している人はぜひおススメ

現在Huluのみ加入している人は、いいチャンスがきたのかもしれません。というのは、Huluのサイトから簡単にセットプランに変更できるからです。

そしてディズニープラスには、映画好きなら必衰と言える映画作品がたくさん配信されています。これだけでかなり「お腹いっぱい」になるかと思います。

ディズニープラスのみ加入している人はちょっと考えて

現在ディズニープラスのみ加入している人は、実際チャンスだからセットプランにしようと考えている場合はやや難航するかもしれません。実は一度解約しなければならないからです。

また、Huluは急いで契約して、それで見たい映画がどれほどあるのかとなるとちょっと考えどころです。

セットプランのデメリットも見ていきましょう

特別なデメリットというか怪しいのもありますが、ちょっと気になるところをいくつか見ていきます。

この３点です。

どちらかを解約することはできない

セットプランのため、どちらか一方を利用停止することや、解約することは出来ないです。ただしHuluだけ残したい、という場合はプラン変更で対応出来ます。逆にディズニープラスだけを残したいときは無対応です。解約してディズニープラスに入ってまた契約するという流れになります。

支払いはクレジットカードのみ、そして月額のみ

このセットプランの料金の支払いはクレジットカードのみとなっています。クレカのない方やクレカを使いたくない方にはデメリットです。そして年間払いもありません。

アカウントはあくまでも２つで、サービスは別々に使う

セットプランというものの、それぞれのアプリやWEBサイトで別々に利用するため、実際はアカウントが2つになります。（「Hulu」のアカウントと、「Disney+」のアカウント）
公式サイト、アプリ、サービス内容などの全てが1つに統合されたわけではないので、相互を自由に行き来できるわけではありません。

セットプランでもあくまで主催側はHuluになります

主催側がHuluになります

これはどういうことかというと、簡単に言うとホームグラウンドはHuluのほうにあるということです。

もともとHuluに加入している人は容易にセットプランに変更できるのに対し、もともとディズニープラスに加入している人は、一度解約して、Huluに入ってそこでセットプランの申し込みとなります。

ディズニープラスに加入している人は、すごいアウェイ感を感じてしまうかもしれません。

支払い方法もディズニープラスは年間払いと月額払い、支払い方法も様々なものがあるのに対して、セットプランは月額払いのみと、クレジットカード払いのみであることにも留意したほうがいいでしょう。

ディズニープラスで年間払いしている人はちょっと待って

一度解約するのですが、期日のトリックあるので気をつけて

こういう声もあります。

ディズニー好きの家族からのリクエストで、ディズニープラスを契約することにしたわ。
Hulu＋Disnyのセットプランがあって、いまHuluを契約中なんだけど、一度解約してから契約しないと損するみたい。なんかめんどくさいわね

— RXパパきゅん改二 (@RXoyaji) July 25, 2024

ディズニープラスに加入している人においては、月額払いと年間払いそれぞれあります。おそらく、結局お得になるからと年間払いをされたという方が多いのではないでしょうか。

直近で年間払いした人、例えば来年の３月までの期限があるとしましょう。すると来年の３月まで利用できますね。クレジットで落とされた人は、もう戻ることはありません。つまり今解約したい場合。困りますよね。しかしこれを放っておくと、自動更新をされるリスクがあるのです。そうならないように解約の手続きをとる必要があります。

実は、今解約してもいいんです。解約はされたけど、来年の３月までは問題なく使えるようになっています。そして将来的にセットプランを考えている人は今すぐ解約して、来年の３月でセットプランに組みなおすのが一番効率のいい考え方でしょう。もしすぐにHulu入りたいのなら、来年の３月まではHulu単体で加入したほうがお得です。

そうしないと、月額払いと年間払いのまた余っている期日の分が被ってしまい、損をすることになります。

状況によっては急いでセットプランにする必要はありません

正直、ディズニープラスの映画配信である程度満足しているのであれば、実際タイミングが悪い場合は無理に考えなくてもいいかと思います。Huluは娯楽としては面白いですが、映画配信の質から言うとそこまで急ぐこともないかなと。

結論から言うと、どちらも加入していない人にセットプランは大いにおススメですが、特にディズニープラスの年間契約で期日がかなり先の人に関しては様子見でもいいかなと思うし、期日がきてから考えればいいのではないかという気もします。

ただ、自動更新の抜け穴にハマらないように気をつけてください。

Huluの映画配信については、U-NEXTで事足りてしまうと感じるのが気になります。万が一、U-NEXTなんて契約しないよ！という人は問題ありませんが。

ディズニープラスとHuluセットプランのまとめ

この記事では、Disney+（ディズニープラス）とhuluのセットプランの料金や、単独プランとの料金比較、それだけではなく映画配信についての量と質についての考察をまとめました。

コンテンツは充実とはいっても、それぞれ特徴があります。

ディズニープラスとHuluのセットプランは、よき映画ライフを送ってもらうためのいいパートナーになれるでしょう。

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