今日も映画を見るぞ
いいですねえ
この記事では、Amazonプライムビデオ(以下、アマプラと記載します)についての解説をします。
映画の良さは理解しました。ではこれからいっぱい映画を見るぞ!という人に対して、アマプラは欠かせないVODとなるでしょう。
VOD(ビデオ・オン・デマンド)とは、視聴者が好きな時に好きな動画を観ることができるサービスのことです。
理由はズバリ「古い名作映画がたくさん眠っているから」
最新映画も充実しています。しかし最新映画って、どこのVODでも同じように力を入れているのです。
オリジナルも充実していて最近では話題作も多くなっていますが、最新作だけではありません。古い映画も最近は目覚ましく進化しているのです。
映画が好きな人にとってアマプラは、
人生の幸せな心を掴むためのフリーパス券をもらうようなものです。
この記事では、映画ライフの第一歩でもあるアマプラは何がどう優れているのか解説します。
- 映画の初心者はアマプラが欠かせない理由
- なぜコスパがいいのか
- アマプラのメリットとデメリット
- アマプラをどうやって活用していけばいいか
これらを徹底解剖していきます。
アマプラはたくさんの映画が見られます
みんな言う「アマプラはコスパが良い」の理由
項目 | 内容 |
---|---|
コスパの良さ | 月額500円で6000本以上の見放題作品が視聴可能。他のVODと比較しても非常に安価。 |
誘導型マーケティング | 無料メルマガやフリープランとプレミアムプランのように、基本サービスを低価格または無料で提供し、有料コンテンツや追加サービスに誘導。 |
専用チャンネル | スターチャンネルEX、GAGAチャンネル、マイシアタープラスなど、映画好きが興味を持つチャンネルが月額数百円で利用可能。 |
横展開の豊富さ | 日本映画、アジア系映画、バラエティ、ドラマ、アニメなど、多様なジャンルに展開。 |
DVD販売 | サイト内でDVD販売の情報も多く提供。 |
誘惑の入り口 | 低価格で多くの作品を視聴できるため、ユーザーを引き込みやすい。追加料金でさらに楽しめるオプションが豊富。 |
映像コンテンツの進化 | 最近では他の配信サービスも映画以外の映像コンテンツを充実させ、テーマパークのように進化している。 |
アマプラはコスパがいいです。月額500円と他より安く、ほかのVODではあり得ない金額です。実際に見放題としての作品は6000本以上はあります。どうしてこんなにコスパがいいのか?
理由は、誘導型マーケティングといわれる手法をやっているからです。
メルマガの誘導のような理屈です。無料メルマガで公開して、有料のNOTEや有料コンテンツに誘導していくような感じと言えばわかりやすいでしょうか?具体的には、無料で提供されるメールマガジン(フリーメルマガ)を通じて、読者に有益な情報や価値を提供し、その中で有料のコンテンツやサービスへの興味を引き出すという手法です。関心を持った読者に対して有料商品やサービスの魅力を伝え、購買に結びつけるために効果的に使われています。
あとは、アプリのフリープランとプレミアムプランも似たような構図です。アプリケーションが基本機能を無料で提供し、追加機能や広告なしのプレミアムプランを有料で提供する戦略ですね。
アマプラはどうでしょう?月額500円でたくさんの作品を鑑賞できます。その中身は、
追加で加入させるためのエサがたくさんばらまかれていることがわかります。
映画なら興味のありそうなレンタル作品がずらっと並びます。また、専用チャンネルに加入すれば見れるという作品に当たることがあります。そのなかには、「スターチャンネルEX」や「GAGAチャンネル」「マイシアタープラス」など、映画好きな人は必ず目をとめそうなチャンネルが並びます。それぞれ月額3桁程度なのでこれもお手頃に感じます。
さらに日本映画にアジア系、バラエティ、ドラマ、アニメなど、さらにDVD販売などのあなたにとって興味のある分野の情報も入ってきます。という感じで、
アマプラはサイト内に追加料金でさらに楽しめる仕掛けがいっぱい用意されていて、月額が安い理由はここです。
とはいうものの、最近はどこのVODも映画だけではない映像コンテンツも充実していて、テーマパーク風に進化してきました。アマプラは見放題だけで多くの作品が視聴できる強みがあります。
アマプラが月額2000円とかになったら利用するのか
ここでQ&Aやっていきましょう。
「アマプラがもし月額2000円になったらどうするの?」
と言われたらですが、わたしは使うのをためらいます。すぐには利用しないでしょう。ほかにレンタルでまかなえる作品がいっぱいあるからです。レンタル一つ500円で月間4作品見れる、果たして毎月4つも見るのかな?と計算することになりますよね?
普通のサラリーマンが毎月最新4作品も見る?というのは分かれるかもしれません。であれば、かなりの数多くの作品が配信されていないと割に合わない計算になります。
そう考えると、やっぱりリーズナブルだからこその価値が出てくるわけですね。
アマプラの映画はバランスよく配置されています
現在ではアマプラは配信数がかなり整備され、とにかくバランスが優れているという印象で、幅広い映画のラインナップがバランスよく配置されている点にあります。
最新作から古典的な名作まで、邦画から洋画まで、多様なジャンルが揃っているため、初心者でも自分の好みに合った映画を簡単に見つけることができます。
これから映画鑑賞を始める方には、アマプラとは末永いお付き合いができるのです。
アマプラの映画の概要は見放題6193作品のうち、年代を調べてみました。こちらの表です。
年代 | アマプラ配信数 |
---|---|
全配信数 | 6193 |
2020年代 | 734 |
2010年代 | 3035 |
2000年代 | 762 |
1990年代 | 205 |
1980年代 | 112 |
1970年代 | 133 |
1960年代 | 499 |
1950年代 | 343 |
1940年代 | 220 |
1930年代 | 136 |
1920年代以前 | 14 |
70年代や80年代少なめですね
映画製作本数がだんだん増えてきている現状では当然です。むしろ古い映画が多い印象です
最新映画からオリジナルコンテンツまで
劇場公開からしばらくして配信されて映画館で見逃した話題作もわりと多く家でゆっくりと鑑賞することができるでしょう。
また、アマプラ独自のオリジナルコンテンツも充実しており、映画だけでなくオリジナルドラマやドキュメンタリーも楽しめます。これにより、常に新しいコンテンツに触れることができ、飽きることがありません。
古い映画の宝庫
古典映画や過去の名作に触れることも映画鑑賞においては重要です。アマプラはその点で優れており、古い映画のラインナップが豊富です。
ハリウッドの名作や日本の時代劇、70年代や80年代のカルト映画など、多様な年代やジャンルの映画が揃っています。
邦画も洋画も幅広く揃う
アマプラでは、邦画と洋画の両方が充実しています。日本の映画ファンにとっては、最新の邦画や人気のアニメ映画も見逃せません。邦画と洋画のバランスが良いので、自分の好みに合わせて映画を選ぶことができます。
ちなみに見放題は全部で6193作品、そのうち邦画は2707作品、残りが洋画です。
数の多さだと洋画も邦画も多数取り揃えていることがわかります。
ちなみに洋画と邦画の考察記事はこちら。この記事を読んだらますます映画が楽しくなるでしょう。
アマプラに『死ぬまでに観たい映画1001本』の作品が多く配信されています。
映画から見るべきか、おススメは何か迷うことはよくあります。そんな時に役立つのが、『死ぬまでに観たい映画1001本』というリストです。このリストは、映画ファンや批評家によって選ばれた必見の映画がまとめられており、映画の歴史や多様性を学ぶのに最適です。
『死ぬまでに観たい映画1001本』の一覧はこちらです。全部掲載されている唯一の記事です。
アマプラで見られる『死ぬまでに観たい映画1001本』
驚くべきことに、このリストに含まれる1237作品のうち、アマプラでは約230本を視聴することができます。これはなにげに価値のあるポイントです。アマプラを利用することで、重要な映画を効率的に観ることができ、映画の基礎知識を深めることができます。
さらに、アマプラでは他の配信サービスでは見られない『死ぬまでに観たい映画1001本』の作品もいくつか配信されています。これだけでもアマプラを選ぶ理由が十分にあります。
以下は、アマプラ独占で見られる名作の一例です。
0184 DETOUR(恐怖のまわり道)1945年
0040 群衆 1928年
0070 今晩は愛して頂戴ナ 1932年
など、古い映画ばかりで恐縮ですが、これらはアマプラ見放題で見られます。(この時点で確認されていることで、配信されている作品が変動するので今後もずっとという保証はありません)
映画鑑賞におけるアマプラのデメリット5選
アマプラにもデメリットがあります。見ていきましょう。
- 古い映画だと字幕が適当でわからないときがある
- 配信作品の変動が激しく突然なくなったりすることがある
- 検索するときの絞り込みが使いにくい
- 同じ作品での字幕と吹替の切り替えが不可
- 便利である反面、誘惑が多い
古い映画だと字幕が適当でわからないときがある
特に古い映画における字幕の品質は時々「???」という感じになります。
この現象の理由として考えられるのは、機械処理しているから他なりません。ある意味未来に向けてはすごいシステムではあるのですが。
この点に注意し、必要に応じて他の字幕や吹き替え版を検討することも考えることになるかもしれません。
作品の変動が多く、突然配信がなくなったりします
ただし個人的には最近はあまり感じなくなったので、やや改正しているかもしれません。
この問題の背景には、配信権利の契約期限が関係しています。他の配信サービスと同様に、映画やドラマの配信権を一定期間で契約しているため、その期限が切れると配信が終了してしまうのです。視聴予定の作品を早めにチェックし、見逃さないようにダウンロードしておくと安心です。
なお、こちらサイトでアマプラの配信終了予定が掲載されていて、活用するのもいいでしょう。
検索するときの絞り込みが使いにくい
他のVODに慣れていると、アマプラはやや癖があってわかりにくいと感じるかもしれません。
具体的には、ジャンルやリリース年、監督、出演者などでの絞り込みが直感的ではなく、目的の作品にたどり着くまでに時間がかかることがあります。また、検索結果が必ずしも関連性の高い順に表示されないため、見たい映画を見つけるのが困難です。「アクション映画」と検索した場合でも、シリーズものや特定のスタジオの作品が優先的に表示され、探している作品が埋もれてしまうことがあります。
固有名詞で検索しても、慣れないと見放題なのかほかのチャンネルに行かないといけないのか、ちょっと手こずるかもしれません。
決まっていない作品で探しながら見つけようとするとそれなりに面白そうなのはあります。
最初から見たい作品が決まっている場合は検索窓で入力するのが一番いいです。
それでもわかりにくい表示ですが。
同じ作品での字幕と吹替の切り替えが不可
アマプラでは、字幕版と吹替版が別々のコンテンツとして扱われており、視聴中に切り替えるためには一旦再生を停止し、検索画面に戻って別バージョンを選択する必要があります。
これは非常にうっとおしいと感じる場合があるかもしれません。
語学学習を目的としていたり気分に応じて字幕と吹替を使い分けたい人にとっては不便でしょうね。
なお、字幕と吹替という映画界あるある論争に対しての記事はこちらです。
便利である反面、誘惑が多い
膨大なコンテンツを手軽に楽しめる非常に便利なサービスですが、その一方で誘惑が多いという問題もあります。これは、「選択肢の過剰」とも呼ばれる心理現象の一つです。
これは特にAmazonの強力なレコメンデーションシステムに起因するもので、ユーザーにとっては迷いやすい状況を生み出します。
このような状況は、「デジタル・デトア」や「情報過多」による疲労感を引き起こします。
この問題に対処するためには、映画鑑賞の目的を明確にし、あらかじめ観たい映画をリストアップしておくことで、検索中に迷わないようにするなどしたほうがいいですね。
さらに、アマプラの設定で通知やおすすめ表示を制限することも一つの手です。
アマプラの便利さは大きな魅力ですが、誘惑が多い点も考慮して利用することが大切です。これにより、効率的に映画を楽しむことができ、余計な時間やお金の浪費を防ぐことができます。
Amazonという巨大プラットホームだからこそ可能なサービスがありますが、振り回されないようにすることも必要です
映画鑑賞におけるアマプラのメリット5選
ではアマプラの意外なメリットを見ていきましょう。
- コストパフォーマンスがいい
- 古い映画が多く配信されている
- たとえ見たい作品が見放題でなくても、アマプラ内でのチャンネルやレンタルや販売など、どこかで作品が眠っている可能性が高い
- 多くの作品で予告編を見られる
- レアな作品などで配信がないときの販売を探す手間がかからない
コストパフォーマンスがいい(金額が安い)
アマプラの最大の魅力の一つは、その優れたコストパフォーマンスです。
他のVODサービスと比較しても、アマプラの月額料金は魅力的です。月額500円程度でありながら、多くの映画やドラマ、オリジナルコンテンツが見放題となっています。この料金で、最新の映画からクラシックな名作、さらにはAmazonオリジナル作品まであります。
6000作品以上あるのは魅力的です。
さらに、アマプラの会員になることで、ビデオサービス以外にも、Amazonの送料無料サービスやプライムリーディング、プライムミュージックなどの特典も利用できるため、利便性が一層高まります。これらの追加サービスを含めると、月額料金以上の価値を感じることができます。
低価格でありながら充実したコンテンツを提供するため、コストパフォーマンスを重視するユーザーにとって最適な選択肢となります。
古い映画が多く配信されている
古い映画が多く配信されているのも強みです。理由は、最近になって古い映画や創世記の頃を主としているジュネス企画作品の一挙放送を始めたのが大きいですね。
古い邦画もなかなかで、黒澤明や小津安二郎など、日本映画の巨匠たちの作品も多く取り揃えています。これにより、国内外の映画史に触れることができる点も大きなメリットです。
というかむしろ溝口健二の作品がいっぱいあるのが個人的にはおススメポイントです。
ほかのチャンネルに横展開がしやすい
誰も発信しませんが、アマプラの大きなメリットの一つとして、他のチャンネルへの横展開がしやすい点です。アマプラに加入しているからこそ追加料金を払うことで加入できる専門チャンネルが多数存在します。
例えば、「スターチャンネル」や「NHKオンデマンド」など、
特定のジャンルに特化したチャンネルに簡単に加入でき、見ることができるんです。
さらにレンタル作品も豊富に取り揃えられており、月額料金以外に追加料金を支払うことで最新の映画や特別な作品を視聴できます。これにより、見たい映画をすぐに楽しむことができるのが魅力です。
また、アマプラのインターフェースはDVDやBlu-rayの購入も非常にわかりやすく設計されています。気に入った映画やシリーズを物理メディアとして手元に置きたい場合も、簡単に購入手続きができるため便利です。
数多くの作品で予告編が見られる
映画を視聴する前に予告編をチェックすることができることで、視聴するかどうかを決める際に作品の雰囲気やストーリーの概要を把握できるため、選択ミスを減らすことができます。
また、予告編で期待感を高めたり、新たな興味を引き出したりする効果もあります。そして普段見ないような作品もチェックできたりしますよね。
映画鑑賞において予告編を見るのはおススメです。こちらの記事に詳しく説明していますのでこちらもどうぞ。
レアな作品で配信がない時のDVDを探すときに便利
アマプラに配信されていないというレアな作品についても、アマプラは便利です。
どこにも配信されていないクラシック映画やレアな作品を見つけるために、
アマプラ内の検索機能を利用することで、迅速にDVDやBlu-rayの在庫を確認することができます。
さらに、Amazonの広範な商品データベースを活用することで、最も手頃な価格や迅速な配送オプションを選ぶこともできます。これにより、探していたレアな作品を手に入れるまでの手間が大幅に軽減されます。
アマプラのこの機能は、配信されていない作品を見つけるための貴重なリソースであり、映画鑑賞の幅を広げるための強力なツールとなります。
作品を検索すると必ずそういう場面が出てくるでしょう
アマプラでたくさんの映画がみられるまとめ
この記事では、アマプラはいかにして映画ライフに有効かを紹介してきました。
映画ライフを満喫するのには、月額も安く済むのでとっかかりとして最初に考えたいVODになります。
アマプラが映画の初心者にとってもコアな映画ファンにとっても使いやすいサービスであることを解説しました。幅広いラインナップとリーズナブルな料金設定により、映画ライフを楽しむための最良の選択肢となります。
アマプラは映画好きになる仕掛けがたくさん用意されていますね
必ず見放題以外の作品も見てみたくなる時がくるでしょう
なお、お家で映画を見るための配信サービス全般をまとめた記事があります。こちらもどうぞ。
WOWOWも大きな選択肢の一つです。その理由をまとめた記事はこちらをどうぞ。
王道はこちらも。U-NEXTをまとめた記事です。こちらもどうぞ。