
今日も映画を見るぞ






いいですねえ

ところで、ショーシャンクが好きだと言ったらニワカだって言われちゃった~






あらら
みんな好きな定番の映画が好き!と言ったら、「それ、にわかじゃん」と言われて傷ついたことはありませんか?
読むことで、自分の「好き」に自信が持てるようになり、映画をもっと自由に楽しめるようになります。
この記事ではこんなことをお伝えします。
- 「にわか」と言われたときのモヤモヤした気持ちとの向き合い方
- “ニワカ三大映画”と呼ばれる3作品の魅力と、そこから映画の世界を広げる方法
- 映画好き同士で起こりやすいマウントへのスマートな対処法
- 自分がマウントを取る側にならないための心の持ち方
- 自分の「好き」に自信を持って、映画をもっと自由に楽しむヒント



ここから映画好きになる扉を開けてみましょう
ニワカ認定が怖くて映画の話ができないあなたへ

感情を無理に消さなくてもいいです
「一番好きな映画ってなに?」この質問、多くの人が身構えてしまうものです。
映画好きなら何かしら答えがあると思われがちですが、一本に絞るのってそんなに簡単なことじゃありませんよね。
そのうえ、「それか~、にわかっぽいね」なんて言われると、余計に答えるのが怖くなってしまいます。
『ショーシャンクの空に』
『レオン』
『パルプ・フィクション』
これらのような定番作品を挙げただけで、「ありがち」「ミーハー」扱いをされてしまう。
映画を好きになる理由は人それぞれです。
ストーリーが自分に刺さった、音楽が良かった、キャラクターが魅力的だった。
どんな理由でも、それはあなたの心が動いた証拠です。





定番と言われても奥が深く、細かく解説できる人はほとんどいません
誰かの「本数」や「知識」と比べなくていいし、無理に強くなろうとする必要もありません。
まずは「好き」と感じた自分の気持ちを認めてあげてください。
その感情が映画好きとしての第一歩です。
好きな作品は、その時の気分や経験で変わるもの。
あなたの「好き」は、誰にも否定できない立派な感情です。
たくさんの作品を観てきた中で、一本だけ選ぶなんて難しいし、選んだ瞬間にニワカ認定されるんじゃないかと身構えてしまう人もいます。
ニワカなんて悪いことでも何でもありません。
映画を好きになる理由は人それぞれ。物語が刺さった、俳優に惹かれた、音楽が心に残った…どれも正解。
ちなみに何の映画が好き?と聞かれたときの対処法はこの記事で詳しく解説しています。


それでも語ってみる〜好きなものは好きでしょうよ
「にわかって思われるのが怖いから、映画の話はしないようにしてる」
そう感じたことのある人もいるでしょう。
映画は自分の感動を誰かとシェアして楽しむもの。
知識やマニア度を競うものではありません。
確かに、ちょっと勇気がいるかもしれません。けれど、無理に語り尽くそうとしなくてもいいです。
「この映画、なんかよかったな」
「ちょっと泣いてしまった」
そんな一言だけでも、立派な映画の話です。
その気持ちを表に出すことで、もしかしたら同じ作品を好きな人とつながれるかもしれません。
そこに生まれる共感は、映画の楽しさをさらに広げてくれます。
その感動を自信にして、少しずつ語ってみましょう。
それが、映画をもっと楽しくする第一歩になります。

映画の感想は各自違って当然だよね
映画の感想は、あなたの人生の体験そのもの
映画を観たあとに湧き上がる感情。
それは、“正しい”とか“知識がある”とかとは関係のない、あなただけの体験です。
「映画の感想なんて人それぞれ」
本当にその通りだと思います。
泣いた、笑った、ゾッとした、ほっとした。
それらはすべて、その瞬間にあなたが感じたことであり、何よりも大切にすべきものです。
SNSなどで感想を投稿するのが怖くなってしまう理由のひとつは、「この意見、ズレてないかな?」「間違ってるって思われないかな?」という不安です。
そもそも映画の感想に間違いはありません。
たとえ説明がうまくできなくても
「なんとなく好き」
「理由はよくわからないけど印象に残った」
それだけで十分です。
好きに理由を求める必要はないのです。



安易に答えを求める必要はないですよ
あなたの感想は、世界でただひとつのもの。
だからこそ大切にしてほしいのです。
映画を観て感じたその瞬間を、自分だけのものとして胸を張ってください。
映画はずっと記憶に残るシーンから、思い出となってどんどん人生に蓄積されていきます。
「ニワカが好きな三大映画」から映画好きへ

インターネット上で話題になった「ニワカが好きな三大映画」という言葉。
その中で挙げられていた3作品です。
- ショーシャンクの空に
- レオン
- パルプ・フィクション
どれも映画ファンの間では知らない人がいないレベルの名作であり、多くの人が「初めて心を揺さぶられた映画」として名前を挙げる作品たちでもあります。
しかし、なぜこれらの映画が「ニワカっぽい」「初心者が好きそう」と言われてしまうのでしょうか。
なぜ「ニワカ映画」と呼ばれるのか?
これらの作品に共通するのは、圧倒的な人気と知名度の高さです。
公開当時から長年愛され続けており、映画ランキングやおすすめリストの常連でもあります。
『ショーシャンクの空に』は、絶望からの希望というテーマが胸を打ち、多くの人の人生ベスト映画として挙げられる作品。
『レオン』は、孤独な殺し屋と少女の切なくも純粋な関係性が、多くの観客の心をつかみました。
『パルプ・フィクション』は、クエンティン・タランティーノ監督のスタイルが炸裂した、ポップで破天荒な傑作です。
どれも
わかりやすく感動できる要素
カッコいい映像
キャッチーなキャラクター
が印象的で、映画の魅力をわかりやすく体感できる作品です。
そのため、「とりあえずこの3本を挙げておけば映画好きっぽい」と見られてしまうこともあり、ニワカだと揶揄されることがあるのです。
ニワカとか摩擦が生まれる理由とは?
こうしたニワカ認定の背後には、「自分こそが本当の映画ファンだ」と思いたい心理が隠れています。
映画に詳しい人たちの中には、人気作品やメジャーな映画を好む人を「浅い」と見なしてしまう傾向が一部にあります。
「もっとマイナーで難解な映画を知っていてこそ“通”だ」という価値観があるため、ベスト映画として定番の作品を挙げる人を見ると、「わかってないな」と感じてしまうのかもしれません。
ですが、それは単なる優劣のつけ方の違いにすぎません。
本来、映画を観て感動したり、面白かったと思う気持ちに、深いも浅いもありません。





別に映画に限ったおはなしではなさそうだけど
摩擦が起きるのは、「自分の好き」や「知識」に誇りを持っている人たちが、他人の好きとぶつかったときに、優劣をつけようとするからです。
それは本当に映画を楽しんでいる姿?
そんな3つの映画から、どうやって自分らしい映画体験を広げていけるかをこの後ご紹介します。






せっかくだから、実際にその3つの映画を見ていきましょう
ニワカが好きな三大映画からどんどん派生させていこう
ショーシャンクの空に

1994年製作/142分/G/アメリカ
原題または英題:The Shawshank Redemption
配給:カルチャヴィル
劇場公開日:2022年6月17日
画像引用元:映画.com
無実の罪で終身刑を宣告された銀行家アンディ・デュフレーンがショーシャンク刑務所で過ごす数十年を描いた映画です。
1940年代、妻と愛人の殺害の罪で収監されたアンディは、過酷な刑務所生活の中で知恵と忍耐力を武器に尊厳を保ち続けます。囚人仲間のレッドとの友情を育みながら、彼は刑務所内で図書館を充実させるなど前向きな変化をもたらしますが、同時に脱獄計画も密かに進めていきます。
この映画をいいと思ったらこちらです。
この映画に感銘を受けたら、同じ監督、原作の『ミスト』も面白いです。同じく『グリーンマイル』も有名ですが、こちらはなぜか賛否ありますが。
また、同じ刑務所ものでは『暴力脱獄』や『穴』もおすすめです。感動もので似たようなものだと『インビクタス/負けざる者たち』もおすすめです。
「ショーシャンクの空に」に感銘を受けたら、これらは間違いなく心に刺さるはずです。
レオン

1994年製作/110分/フランス・アメリカ合作
原題または英題:Leon: The Professional
配給:日本ヘラルド映画
劇場公開日:1995年3月25日
画像引用元:映画.com
殺し屋として生きる孤独な男性レオンと、家族を失った少女マチルダの関係を描いた作品です。
ニューヨークで暗殺者として生きるレオンは、感情を持たない完璧な「クリーナー」として仕事をこなしています。ある日、隣に住む少女マチルダの家族が、麻薬捜査官スタンスフィールドによって殺害されます。その惨劇から逃れたマチルダはレオンの部屋に逃げ込み、彼に「殺し方」を教えてほしいと頼みます。初めは拒むレオンでしたが、次第に彼女に心を開き、お互いの孤独を埋め合う関係が生まれていきます。
この映画がいいと思ったらこれも。
似たようなもので逆バージョン(少年と殺し屋の大人の女性)としておすすめなのが『グロリア』です。(これが元ネタ説もありましたが否定されているようです)また、韓国映画の『パーフェクト・ドライバー/成功確率100%の女』も感銘を受けるでしょう。『マイ・ボディガード』もおすすめです。
パルプ・フィクション

1994年製作/154分/アメリカ
原題または英題:Pulp Fiction
配給:松竹富士
劇場公開日:1994年10月8日
画像引用元:映画.com
クエンティン・タランティーノ監督が1994年に発表したクライム映画の代表作です。
複数の物語が絡み合う独特の構成で、ロサンゼルスのギャングたち、ボクサー、そしてギャングの妻を中心とした犯罪世界の24時間が描かれます。時系列を入れ替えて語られる3つの物語—ヒットマンのヴィンセントとジュールズの任務、賄賂を受け取ったボクサーのブッチの逃亡劇、そしてギャングの妻ミアとヴィンセントの一夜—が複雑に交錯しながら展開していきます。
この映画は時系列トリック使っていますがこれがまた計算されているんですよね。
大抵は同監督の『レザボア・ドッグス』と比較されます。ニワカ認定を脱したいがために「レザボア・ドッグスのほうが好き」という輩も多いですが、どちらもいい映画です。タランティーノ作品は全部見てもいいですよ。個人的には『ジャンゴ 繋がれざる者』がおすすめ。
あと、もしこの映画に感銘をうけたら、次におすすめは『スナッチ』でしょうか。似たようなブラックユーモアにコミカルあります。
「ニワカが好きな三大映画」の思いっきり共通点
はい。この三つは思いっきり共通しているところがありますね。
答えはこちら。





なんと!
30年も前の映画なんですが、それでもニワカ認定される。
これだったらニワカって言われても別に良くない?って思うのですが。
ということは、おそらく40代、50台の人が当時感銘を受けたのでしょうが、映画はそこからが面白いもので年代がどうでもいつまでも引き継がれます。
ちなみにこの年のアカデミー作品賞は『フォレスト・ガンプ/一期一会』でした。
こちらもまた、多くの人が人生の糧にされている名作映画です。
90年代すごいなあ。





この3つの作品でニワカって言われるのは、不名誉でも何でもない気がしますよね
ここで紹介した映画まとめると、このようになりました。
- 「ミスト」(2007年)
- 「グリーンマイル」(1999年)
- 「暴力脱獄」(1967年)
- 「穴」(1960年)
- 「インビクタス/負けざる者たち」(2009年)
- 「ニキータ」(1990年)
- 「グロリア」(1980年)
- 「パーフェクト・ドライバー/成功確率100%の女」(2020年)
- 「マイ・ボディガード」(2004年)
- 「レザボア・ドッグス」(1992年)
- 「ジャンゴ 繋がれざる者」(2012年)
- 「スナッチ」(2000年)
監督名を入れるとこうなります。
映画タイトル | 製作年 | 監督 |
---|---|---|
ミスト | 2007年 | フランク・ダラボン |
グリーンマイル | 1999年 | フランク・ダラボン |
暴力脱獄 | 1967年 | スチュアート・ローゼンバーグ |
穴 | 1960年 | ジャック・ベッケル |
インビクタス/負けざる者たち | 2009年 | クリント・イーストウッド |
ニキータ | 1990年 | リュック・ベッソン |
グロリア | 1980年 | ジョン・カサヴェテス |
パーフェクト・ドライバー/成功確率100%の女 | 2020年 | パク・デミン |
マイ・ボディガード | 2004年 | トニー・スコット |
レザボア・ドッグス | 1992年 | クエンティン・タランティーノ |
ジャンゴ 繋がれざる者 | 2012年 | クエンティン・タランティーノ |
スナッチ | 2000年 | ガイ・リッチー |
表にまとめたて思ったのですが、
これ全部見ただけでも、あなたの心は相当変化するでしょう。と確信が持てるほどにいいラインナップです。
このように、ニワカ認定でもこうやって派生させれば、もう映画見ずにはいられなくなるかもしれません。
なお、こちらのリストも楽しいです。ここで挙げた映画も多数入っています。


ニワカ認定でマウントをとられたときの対処法

映画は奥が深いからニワカ認定されても落ち込まないで
映画の数は星の数ほどあります。それでいて奥が深いし、同じ作品でもあなたの精神状態によっても映画の見方は変わってきます。
そんな状況で、ニワカ認定されたくらいで落ち込む必要はないんです。
「え、それで感動したの?にわかだね」なんて言われたら、なんだか冷水を浴びせられた気分になるかもしれません。

映画マウントを取る人、けっこういるんですよねぇ
知識量の腕相撲を挑んできてくる相手はあなたの感性を否定したいわけではなく、「詳しい自分を見せつけたい」だけのことがほとんどです。気に病む必要はありません。
腕相撲にわざわざ付き合う必要はなく、「そうなんだ。でも私はこの映画、めちゃくちゃ心に響いたよ」と自分の感情をそっと抱きしめてあげましょう。
それでも息苦しいなら、無理に相手と絡まず、一歩下がって距離を取ってみましょう。
映画の話を誰と楽しむかという選択権は、いつでもあなたが握っています。
貴重な時間をそんなことで使う暇はないはずです。
映画は人生の糧になるような、ちょっとした心の穴を埋めてくれるようなもので、その目的が達成されるのであればどんなジャンルでも構いません。
裏を返せば、面白い映画や話題の映画であなたの心の穴を埋めてくれるかどうかはまた別です。
マウントをとってくる人は映画の話じゃなくても基本的には距離をとるのがいいです。疲れますから。
くだらないけどとっておきの裏技教えます
実は、何の問題もなく回避する会話の方法を教えます。
相手も「ん?そんなことを言ってくるのは、映画詳しいのかな?」なんて、勝手に錯覚してくれます。
逆に、マイナーな映画ばかり並べたり、あえて駄作映画を並べてというのは逆手に取ったつもりでもあまり意味ないです。受け狙いとか思われておしまいなので。
とにかくニワカ認定でマウントをとってくる人は、エンドロール後のおまけ映像くらいどうでもいいので気にする必要はありません。
自分が「マウントをとる側」にならないために
あなたがマウントを側にならないようにしましょう
映画が好きになって知識が増えてくると、
「これ観てないの?」「あれが好きって言う人は浅いよね」など、知らず知らずのうちにマウントを取ってしまうこともあります。
もちろん、詳しくなるのは素晴らしいことです。
でも、相手の“好き”を否定した瞬間、映画という共通の楽しみは「勝負の場」になってしまいます。
「こんな映画もあるんだよ」「これ好きなら、これもおすすめだよ」
そうやって相手の“好き”を肯定しながら、自分の知識や経験を共有できたら、それはマウントではなく“ギフト”になります。






自分が相手にマウントとったりしないように気をつけましょう
映画を語るときは
「知ってる」より「分かち合える」かどうかを大切にしましょう。
ショーシャンク好きだからニワカ? まとめ

この記事では、ニワカ認定されたときの考え方についてお伝えしました。
みんな好きな映画でも、どんどん横展開に派生させていけば知らないうちに映画にのめり込むようになります。
この記事ではこんなことをお伝えしました。
ショーシャンク好きだからニワカ?
- 「ニワカ認定」されても落ち込む必要なし。映画は感性で楽しむもの。
- 他人の「マウント発言」は知識を誇示したいだけ。あなたの感情を否定する意図はない。
- マウントには付き合わず、自分の「好き」を大切にして距離をとればOK。
- 映画の話を楽しむ相手は自分で選べる。心地よい相手とだけ語ればいい。
- 自分が詳しくなっても相手の好みを否定せず、共感や共有を意識しよう。
- 「知っているか」より「分かち合えるか」を大切にすれば、映画はもっと楽しめる。
- 「ニワカ」扱いされる定番映画でも、そこから横展開で新しい映画の世界が広がる。
相手の顔色や話題についていくための映画だけ見てもあなたの心は満たされません。人生の羅針盤となれる映画はまだたくさん眠っているはずです。
そんな映画選びのお手伝いをしていていきますので、映画で心を養ってください。

ニワカから始める映画人生、もっと深掘りするぞ






おおっ….. とりあえず楽しんでね
映画鑑賞は時間の無駄にはならないの!?


いい映画ってどんな映画のことを言うの??


自宅で映画を見よう!

