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【誰も教えない映画鑑賞法】映画のエンドロールを見るすごい効果とは

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かんとくさん

今日も映画を見るぞ

あおい

いいですねえ

かんとくさん

ところで、映画はエンドロールも見たほうがいいのかなぁ

映画鑑賞において昔からのあるある論争の中で、映画ではエンドロールまでを見るべきなのかというのがあります。

この記事では、エンドロールを見たほうがいいのかどうかということ。

エンドロールを見ることでどんな効果があるのか。

エンドロールでは製作者の名前もチェックしたほうがいいのか。

を解説していきます。

映画鑑賞において役に立てるように、人生に活かされる映画鑑賞法としてこれを知るだけでも大きなアドバンテージになるでしょう。

エンドロールを見るか見ないかは自由であるという前提と、他人はどちらでも気にしないのでその前提で結論を言わせてもらうと、

わたしはエンドロールを見ることをおススメします。

ここでは、

エンドロールとして黒い画面にクレジット延々と垂れ流しにされる画面を心地よく鑑賞できるようになる理由を知ることができます。

目次

映画のエンドロールを見る驚きの効果を話します

映画ではエンドロールをみたほうがいい理由はこれです

映画のエンドロールは最後まで見ます。こういうと、製作者をいちいち知っても役に立つかと言われれば疑問だし何の意味があるの?と思うかもしれません。

映画館と自宅ではやや状況が異なりますが、エンドロールを見ることの素晴らしい効果をお知らせします。

エンドロールを最後ま見る素晴らしい効果とは、瞑想できるということです。

もう少し噛み砕いて言うと、

映画の世界から現実の世界へ戻すための脳と心の準備をするための時間であるということです。

まず映画館で考えて見ると、自宅でも概要はほぼ同じなのですが、映画の世界観に没入していたわけです。裏を返せば、現実の世界は忘れていたわけです。

運動でもそうです。運動の後は軽いストレッチするといいと言われるのと一緒です。

エンドロールは、脳のストレッチをしているのです。

ちなみに映画館では、始まる前にいろんな他の映画の予告編が出てきて焦らされると思ったことありませんか?あれは逆に、現実の世界から映画の世界に入るための脳のストレッチをさせているわけです。あれは感情を高ぶらせる効果があります。

実際にわたしの友人でも、エンドロールは映画が何があったかを考えるいい機会だと言っている人がいましたが、それままったくもって理にかなっています。

映画でエンドロールを見るのは、映画という空想の世界から、映画館を出た場合の現実の世界へ戻すための脳と心のストレッチをするために利用できるのです。

実際にはエンドロールって何分あるという予告はされませんので時間を前もって知ることはできません。ただし、映画を終えて始まった時には、いったん瞑想して思いにふける、そして少し頭をぼーっとさせて現実に戻す準備をする、そのためのストレッチとして利用することこそがエンドロールなのです。

そしてこの鑑賞法に慣れてしまえば、むしろだらだらと垂れ流しの黒い画面のエンドロールが心地よく感じてきます。

エンドロールを見て製作者に敬意を示す必要はありません

よく、エンドロールを見るべきという、よく言われる理由に次のようなものがあります。

  1. 映画製作にかかわった、クレジットに記載されている多くの人たちに敬意を示すために見る
  2. エンドロール後の追加のシーンが含まれていることがあるので見る
  3. 映画のサウンドトラックやここでしか流れない特別な楽曲などを聞くために見る
  4. 映画のロケ地や裏側の姿、制作者のメッセージや感謝メッセージなどが含まれている場合があるので見る
  5. 途中で席を立つと周りの人に迷惑をかけてしまうので最後まで見る

一個一個深掘りしていきましょう。結論から言うと、これらがエンドロールを見る理由にはならないですね。

映画製作にかかわった、クレジットに記載されている多くの人たちに敬意を示すために見る

製作者に敬意を示すとか誰が関わっているのかちゃんと見るとか、そんなこと考える必要はなく、関係者がいるとか自分が将来この仕事にかかわるなどのビジネス上で見るのはアリでしょう。

そうでなければ製作者に対して敬意を示すとか、しょうもない正義の理屈は必要ないですが、見ながらボーっと頭を整理する、思いにふけるというのが一番落ち着くのではないでしょうか。

エンドロール後の追加のシーンが含まれていることがあるので見る

最近はマーベル作品などで多く見られるようになりました。世界中どこの制作会社も、最後まで飽きさせないようにと試行錯誤しているのでしょう。

ただ、たしかにおまけコーナーも楽しみなのではありますが、実際には記憶に残る映画鑑賞においてはそこは本質的とも言えません。あくまでもおまけであって、名場面を生むわけではありません。

映画のサウンドトラックやここでしか流れない特別な楽曲などを聞くために見る

これも日本でも宣伝したいアーティストとタイアップしたりして話題にしたりします。確かに劇中に流れる音楽の中には、名作となるくらい音楽が効果的になることは多々あるのですが、エンドロールに関しては、あくまでも主役ではありませんからね。

映画製作の何らかの意図を感じない限りは重要視する必要はありません。

映画のロケ地や裏側の姿、制作者のメッセージや感謝メッセージなどが含まれている場合があるので見る

これもよくあります。これは映画製作の意図や本音を製作者がバラしたりしている重要なシーンが入っていたりするので見るのは面白いですね。

ただし、あくまでも脳をリフレッシュさせるためのおまけとして考えてください。

個人的には映画でお宝シーンみたいな面白みはあるので否定するつもりはありません。

ただハリウッドでは、ああいうシーンを入れた後にちゃんとしたエンディングを入れていくので、ハリウッドの組合はけっこう規制が厳しいのでしょう。

結局は普通にエンディングあるんかーい!って突っ込みたくなった経験を持った人も多いでしょう。

ドラクエでもクリア後の裏技の裏ダンジョンがもう一つのゲームの楽しみだったりする場合ありますが、あれはドーパミンを覚まさないようにと工夫されているのであれとは状況が違います。

途中で席を立つと周りの人に迷惑をかけてしまうので最後まで見る

これは仮にわたしが目の前を歩いた人がいたとしても不快に思ったことはないので個人的には何とも言えません。お互いエンディングでそこまで気を使う必要もないとは思いますが。

プロ野球観戦などでも試合終了した後にすぐ席を立つ人とヒーローインタビューも見たいよという人がいるわけで、こちらはインタビュー聞きたいのに周りにすぐ席立つ人いても文句言う人はいないですよね?それと同じ感覚です。

映画館では途中で出てしまう人、これは私の独断と偏見が多少入っているのですが、どうもせっかちな人が多いような印象を受けます。

エンドロールはVODによってはカットできるのもありますよね

Netflixやアマプラやディズニープラスなどでは、エンドロールを飛ばす機能がついていますよね?

ということはエンドロール見たくない人のために配慮された機能がついているわけです。

最後まで見たい人ってクリックしなきゃいけないですよね?どちらかというとエンドロール見たい人を重視した作りになっているので最初は違和感ありました。

アシスタント

操作しないと最後まで見れないという

実際に映画館鑑賞と自宅での鑑賞は状況が異なるでしょうから、コスパ重視の人に対しての利便性の意味合いもあるでしょう。

あおい

便利なんですけどねえ

これはどういうことかというと、日本だけではなく海外でも同じことを考えている人がやっぱりいるということなんです。というか、エンドロールは最後まで見るという人はむしろ日本人のほうが多いです。アメリカでもフランスでも、エンドロールが始まったらほとんどの人が退室します。

フランスや中南米の映画館では、エンドロールが始まったら清掃する人が普通に入ってきたりします。

あおい

日本はきっちりしている感覚が当たり前だとされるのでこのようなことはありませんね

ということは、エンドロールを飛ばすこと自体をある意味容認しているわけですから、そのような鑑賞方法もありじゃない?という考えもあるでしょう。

わたしはエンドロールを見ない人を「けしからん!」と思ったことはありませんし、映画館で目の前で途中退席されても何とも思いません。

しかし自宅鑑賞においても全く同じで、エンドロールは見ることによってしっかりと脳と心を現実に入れ替えるようにしたほうがより楽しい映画鑑賞にできるでしょう。

映画のエンドロール制作や観賞のポイント

映画のエンドロールを初めて導入した映画はこれです

では、最初にエンドロールを導入した映画は、ジョージ・ルーカス監督の1973年の作品「アメリカン・グラフティ」なのです。

この映画はサウンド・トラックでも有名ですが、そちらに予算を使ったせいかスタッフのギャラを払えない事態に陥ったそうです。そこでギャラは払えないけどそのかわりエンドロールに名前を載せますという提案でスタッフを納得させたとのことです。

その時に作品で描かれた4人の若者のその後どうなったかを紹介をしているのですがこれに一部のスタッフが猛反対したそうです。当時では考えられないことでした。

しかしこのエンドロールが観客からは感動的なシーンだと絶賛されたということでここからエンディングが当たり前に始まっていくのです。

アメリカン・グラフティ

1973年製作/112分/アメリカ
原題:American Graffiti
配給:ユニヴァーサル映画=CIC
劇場公開日:1974年12月21日

画像引用元:映画.com

ジョージ・ルーカス監督による1973年のアメリカ映画です。1960年代初頭のカリフォルニアの小さな町を舞台に、若者たちの一晩の出来事を描いた青春映画です。

逆にそれまで、60年代以前の映画はあっさりと終わったのが多かったです。どちらかというとオープニングにクレジットがあって、ラストはスパッと終わるんですね。

日本映画のことなのですが・・・

日本の映画だと、確かにエンドロールのクレジットで、意外な企業が協賛していたり、その表示で新たに気づきを得たりするケースが少なくありません。

しかしそれはあくまでもおまけで、気分をゆっくり、脳のリフレッシュを促すためのものと考えるのが、一番いい映画鑑賞なのです。

それでまた日本映画になりますが、エンドロールで話題の曲を流して、挿入曲が誰とか映画の話題としてよくあげられますよね?話題や人気アーティストが映画のために書き下ろしたとかそこで話題になるパターンです。

基本的に、そのような類いの映画は高確率で駄作と考えて間違いありません。

なぜ日本映画はつまらないと言われるのか?で詳しく記事にしているのでこちらもどうぞ。

エンドロールにもルールがあります

実は海外ではエンドロールにも明確なルールが存在します。

順番が決まっていることや、スタッフにクレジットの記載がないと後で大問題になることもあり、ハリウッドなどでも非常に気を遣うところなのです。

映画のエンドロールは、一般的には作品に関わった人たちの名前を列挙したものとして認識されていますが、実は業界人にとっての「ポートフォリオ」としての役割もあります。

エンドロールの役割

  • 監督やカメラマンなどの技術者たちは、自分の担当箇所がエンドロールで分かるようにクレジットされています。これは、自身の技術をアピールし、転職活動などに役立てるためのポートフォリオ代わりとなります。
  • 映画制作に関わる部署ごとにブロック分けされており、それぞれの部署の役割や携わった人数が可視化されています。
  • 企業ロゴは目立つように配置され、スポンサーや協力企業への感謝と、自社の仕事内容の紹介を兼ねています。

エンドロール作成の専門部署

ハリウッド映画のように大規模な作品の場合、エンドロール作成には専門の部署が存在します。デザインやレイアウトなどを調整し、見やすく美しいエンドロールを作成します。

おともだち

よく見ると細かいんですね

このように、映画のエンドロールは、作品に関わった人たちの功績を称えるだけでなく、業界人にとってのポートフォリオや、企業間の業務内容紹介の役割も担っています。

エンドロール後のおまけのある映画

そして映画によっては、エンドロール自体の見どころも工夫している作品も時々見られます。あえて話題の曲を入れたり、または撮影の裏側をあえて映して興味を惹かせたり、エンドロールが終わった後に一瞬だけおまけ映像を流すという作品もあります。

アシスタント

ジャッキー・チェンが出てくる映画でNG集のようなシーンが入っているのは有名ですね

この方法で映画を見慣れてくると、エンドロールも落ち着いて鑑賞することができます。

ちなみにディズニー系の映画は高確率でおまけがあります。あとは「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズも有名ですね。

そして2010年代に入るとだんだんとおまけ映像がついている映画の割合が高くなります。やはり世界どこでも、真っ黒のクレジット延々垂れ流しには飽きているのでしょうか。

映画のエンドロールを最後まで見る理由のまとめ

映画でのエンドロールは見るか見ないかって以前から議論になっていますが、人生に役立つ映画鑑賞という観点から解説しました。

映画鑑賞は人生に役立つための重要なものになります。必ずあなたの人生に役に立ちます。そんな映画鑑賞を十分に楽しむための考え方をお伝えしました。

かんとくさん

ぼくの名前はないかなあ

あおい

ないと思いますが・・・・・

おうちで映画を見るのに最適な動画配信の記事です。

おススメの映画はこちらでまとめてあります。

基本的なおすすめ映画は『死ぬまでに観たい映画1001本』の中から選ぶのが最適解です。この記事ではその一覧をすべて掲載しています。

海外でも見た人からの評価が高かった「シネマスコア」についても記事にしています。こちらもおすすめ映画として十分役立つでしょう。あわせてこちらもどうぞ。

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